PayPay、3年10カ月で5,000万人突破!いまや2.5人に1人が登録

ここ数年で一気に世の中に浸透していった、キャッシュレス決済のひとつ「QRコード決済」。なかでも「PayPay」は業界の“絶対王者”として圧倒的な存在感を放っていることは多くの人がご存じのことだろう。そのようなPayPayの登録ユーザー数が、ついに大台を突破したという。

今回は、勢いが増し続けているPayPayについてお伝えしていきたい。

PayPay、登録ユーザーが節目の5,000万人を突破!

5,000万人を到達したPayPay

5,000万人到達まで4年かからなかったという(画像はPayPayのリリースから引用)

Rコード決済サービス・PayPayを提供するPayPay株式会社は8月18日、「『PayPay』の登録ユーザーが5,000万人を突破! ~日本の人口の約2.5人に1人が登録! 決済を担う社会インフラへと成長~」と題したリリースを発表。PayPayが2018年10月の提供開始以降、わずか3年10カ月で登録ユーザーが5,000万人を突破したことを報告した。

この“5,000万人”は日本の人口の約2.5人に1人が利用している計算になるといい、「決済を担う社会インフラとして成長し続けています」と、PayPayが社会に不可欠な存在となっていることをアピールした。また、5,000万人突破を記念したキャンペーンの実施についても言及し、詳細は後日発表するとした。

またリリースでは、ICT総研が2020年8月と2022年8月に発表した調査結果を引用し、「マイナポイント第1弾」と「マイナポイント第2弾」でともにポイントの受取先として、最も選ばれたことにも言及。直近の第2弾で2位以下を圧倒する支持率を記録したグラフも紹介しながら、PayPayの浸透ぶりをあらためて示したのだった。

第2弾の受取先としても2位・楽天カードの2倍近い数字を記録した(「ICT総研」調べ)

QRコード決済業界では、もはや並ぶものもないレベルで盤石の地位を固めているPayPay。そしてリリースでも伝えられているように、マイナポイント第2弾でも断トツの支持を集めた。

マイナポイントの受取りはQRコード決済だけでなく、多くのキャッシュレス決済サービスからポイントの受取先を選ぶことができるのだが、その中でも圧倒的な支持率を記録したということは、「キャッシュレス決済サービスの中で最も支持されているサービス」と言えるかもしれない。

株式会社ICT総研が、7月29日から8月1日の4日間で全国の6,006人に対して実施した調査結果では、「新規取得等」も「健康保険証&公金受取口座」も「1位『PayPay』、2位『楽天カード』、3位『WAON』」という結果となっている。楽天カードは言わずもがな「楽天経済圏」のサービスのひとつであり、WAONも「イオン経済圏」の一員だ。それらのサービスを抑えてPayPayが1位に輝いたというのは、「PayPay経済圏」にとっても、またとない朗報だろう。

経済圏競争はPayPay経済圏と楽天経済圏の存在感が抜けているものの、PayPay経済圏は他の経済圏と比べて、まだまだ急造のイメージがぬぐえない。しかし、PayPay自身がこれだけ太い大黒柱となって、自らの経済圏を牽引する存在となっていけば、経済圏競争でもPayPay経済圏が“絶対王者”となる日が来るかもしれない。

出典元:「PayPay」の登録ユーザーが5,000万人を突破!→こちら
出典元:2022年8月マイナポイント利用状況に関する調査【ICT総研

※サムネイル画像は(Image:「PayPay」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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