皆さんはLINEのトーク画面をスクショして、誰かに転送したことがあるだろうか。その際、一部の見られたくないメッセージを黒塗りにしたり、やり取り相手の名前などを隠すこともあるはずだ。しかし、実はやり方によっては、隠したはずの内容がまったく隠せていないこともあるので注意が必要である。
今日は、1ランクアップするiPhone術を日々発信しているインスタグラマー・ようすけ iPhone時短術@yosuke_kochiさんオススメの『LINEスクショのNGな隠し方』について、皆さんにご紹介しようと思う。
ようすけ iPhone時短術さんは、先日Instagramへ下記の文章とともに、LINEスクショのよくない隠し方を解説した動画を投稿した。
「高知からiPhone時短術を発信するようすけです
LINEでスクショをこうやっている人危険です!
二重にしたり見えない色を使ったり工夫してみてください
ぜひ確認してみてね」
こちらの投稿には、4000件を超える「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
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iPhoneをお使いの方は要注意!!
LINEのトーク画面をスクショして人に転送する時、プライバシーなどから第三者に見せたくない部分消す必要がある。その際、iPhoneをお使いの場合はスクショをした直後に、デフォルトで入っている画像編集用のペン機能を使って隠している方も多いはずだ。
とくにサイズ的に一番使い勝手がよいのは、iPhone画面の左から二番目にあるマーカーである。このマーカーで消したいところを塗りつぶすと、パッと見では隠せたようにも見えるのだが、実は画像編集で彩度を調整すると元の文字が浮かび上がってしまうのだ。これでは、わざわざ消した意味がない。
この投稿を読んだインスタユーザーたちからは、「俺やっていた! めっちゃ助かる! 見てよかった!ありがとうございます!!」と、実際に、この消し方をしていたとの声や、「私はトリミングで消してしまいますw」と、大事をとって画像そのものを切り取っているとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄に寄せられていた。
トリミングをしたり、スタンプで隠すのも◎
では、トーク画面の見せたくない部分だけをうまく隠すには、どうすればいいのだろうか。投稿者のようすけ iPhone時短術さんは、同じようにペンで見せたくない箇所を隠すのであれば、黒以外の色を使ったり、何重にも塗り重ねることをオススメしている。
また、見せたくない部分を隠す方法としては、先ほどコメントにもあったとおり、要らない箇所をザックリとトリミングしてしまうか、LINEであれば、スタンプで隠してしまうのも手かもしれない。
スタンプなら今回のペンツールのように、透けて見えることもないので安心だ。念のため、押したスタンプを後から取り除くソフトがないかも調べてみたのだが、スタンプを押した画像を送信した時点で、スタンプと元画像が一枚の画像に統合されているため、分解したりはできないようである。仮に力業でスタンプのみを画像から消せたとしても、その部分が真っ白に表示されるとのことだ。
5回、塗り重ねれば完全に消える!
LINEだけでなくメールやSMSのスクショを撮影する際も、iPhoneであれば撮ってすぐに、スクショした画像が画面左下に小さく表示され、そこをタップするとそのまま編集画面に飛べてしまうので、今までずっとこのやり方で隠したい情報を消していたという人も多いかもしれない。決して、間違ったやり方ではないのだが、ペンの種類によっては、今回のような彩度を上げると透けて見える問題があるので、注意が必要だ。
どの程度で見えなくなるのか気になったので、何度か塗り重ねて調べてみたところ、3~5回ほど重ねれば彩度を上げても下の文字は完全に見えなくなった。文房具のペンを使う時と、同じような感覚で文字を消すようにすればよさそうである。
せっかく隠した文字が、実はうっかり透けていたという悲しいことにならないよう、皆さんもぜひスクショを人に送る際は、きちんと見えなくなっているかを今一度、チェックしてから送信するようにしよう。
※サムネイル画像(Image:「ようすけ iPhone時短術(@yosuke_kochi)」さん提供)