iOS 16、インストール率23.26%でiOS 15よりも好評!? その理由は?

先日リリースされたばかりのiOS 16が、iOS 15より速いペースでインストールされているらしい。分析会社Mixpanelのデータによると、9月13日の正式版リリースから9日後、9月22日時点でのiOS 16インストール率は23.26%と推定されており、これは2021年のiOS 15を上回るものだという。

iOS 16、iOS 15より好評の理由は?

iOS 16の新機能

フォントや写真のスタイルなど、カスタマイズの幅が広がった」ロック画面(画像は「Apple」公式サイトより引用)

分析会社Mixpanelによると、2021年のiOS 15のリリース時、10日後のインストール率は19.3%だった。初期にありがちなバグを避けるために様子見し、正式版リリース後のアップデートを待つというユーザーが多かったようだ。

昨年と今年で異なる点は何だろうか。ひと口にOSをアップグレードすると言っても、その内容は視覚面であったり、表には出ない機能面であったりとさまざまだ。その点、今回のiOS 16では明らかに目立つロック画面に大きな変更が施されたことが挙げられる。

まずは、デザインの一新だ。好きな写真を表示したり、日付や時刻を含むフォントスタイルを変えたり、よく使うウィジェットを表示したりして、より自分好みにカスタマイズできるようになった。ロック画面上で、写真を引き立てるカラーフィルタ、色合い、フォントなどスタイルを適用することもできる。

他にも、メッセージに削除・編集機能が追加されるなど、LINEなどのメッセージアプリでは、すでに可能な機能が使えるようになった。これらの目を引く変化と利便性の高い機能がユーザーに与えたインパクトが大きく、結果的にインストールを促したと言うことができそうだ。

明らかになるバグも、大きなデメリットはなし

iOS 16のバグ例(Image:Primakov / Shutterstock.com)

「バッテリーの減りが早くなった」というバグは地味に不便ではあるが…

人気があると言っても、OSのアップグレードにつきものの「バグ」がないわけではない。iOS 16で確認されてきているバグの例としては「Safariでパスワードを自動生成するとフリーズする」「ゲームアプリで3本指タップするとツールバーが表示される」「ロック画面のライトボタンが使えない」「バッテリーの減りが早くなった」「Spotlight検索が遅くなった」「iPhone 14/14 ProでiMessageやFaceTimeに不具合がある」などがある。

これらは全員に発生するわけではない。またバグが発生しても、再起動で解決したり、様子見することで自然に直ったりすることもある。もしくは、利用中のアプリとの相性の問題や、すでに修正版のアップデートが行われているものもある。

それでも、今回のアップデートではさほど大きなバグが報告されていないことは評価できる点だろう。iOS  16の評判を気にしてアップデートをためらっている人は、ひとまずのところ安心してよさそうだ。

引用元:【Mixpanel
参照元:【MacRumors
参照元:【iPhone Mania

※サムネイル画像(Image:Velimir Zeland / Shutterstock.com

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