何か調べたい情報がある際、最近では通常のウェブ検索ではなく、まずはツイッターで検索するという人も多い。筆者も地震や災害の発生を知りたい時などに、ツイッターを使ってリアルタイムの情報を得ている。今や情報のライフラインとも言えるツイッターには、検索窓に特定の記号や単語を入力することで、より便利に調べたい情報を抽出できる方法があるのをご存じだろうか。
2022年11月2日に投稿された、オクシン@OKU_MAYAさんの「知らないと損するTwitterの検索方法」というツイートには、ツイッターで使える便利な検索の文字列を紹介した画像が添えられていた。
この投稿には、2800件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
知らないと損するTwitterの検索方法 pic.twitter.com/ImAKERYjce
— オクシン (@OKU_MAYA) November 1, 2022
ツイッターの便利な検索方法6選！
オクシンさんが共有してくれた表には、ツイッターで使える便利な検索の方法が6つ紹介されており、それらを組み合わせた例も実践編として解説してくれている。
一つ目は、対象者のツイートを検索する方法だ。検索窓に「from:@ID」を入力すれば、見たい相手のツイートだけを抽出することができる。
続いて二つ目は、いいねが100件以上のツイートを検索する方法として、「min_faves:100」と入力すれば、いいねの数でフィルターをかけることができるらしい。なお、
末尾の「100」を「1000」や「10000」に変えれば、検索したい「いいね」の数を増やせるので、覚えておこう。
三つ目と四つ目は、リンクを含むツイートを排除したツイートを検索する方法と、リプライを排除したツイートを検索する方法だ。前者は「-filter:links」と入力すればOKで、後者は「-filter:replies」で検索することが可能だ。
五つ目の「マーケティング」というワードを含み、「SNS」というワードを含まないツイートを検索したい、というわがままな要望がある場合は「マーケティング-“SNS”」で検索できる。
ラスト六つ目は、過去から特定の日付までのツイートを検索したい場合だが、たとえば、それが2022年9月5日までなら「until:2022-09-05」と入力すればよいそうだ。
検索演算子って、何？
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「こんなに色々な検索方法があるんですね。ブクマしました！コレでTwitterを見る視点が広がって面白いですね。色々な活用ができそうです。これからが楽しみです！」といった声や、「知らなくて損していました、これを知ればかなり時短になりますね」「検索演算子組み合わせて結果をブクマするとめちゃ便利ですよね」など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
では、コメントにあった「検索演算子」とは具体的に何を指すのだろうか。検索演算子とは、検索範囲を絞り込める記号や、特定の文字列のことである。簡単に言えば、あらゆるウェブ検索において、検索の精度を高めるためのコマンドだ。
一覧表の文字列にもよく登場した「-」「” “」が、検索演算子である。「-」は「除外して検索」、「” “」は「完全一致で検索」など、実はそれぞれの記号に意味があるのだ。
コマンド検索を活用しよう！
今回ご紹介したコマンド以外にも、「filter:images」を入力すれば、画像が含まれたツイートのみを表示したり、「min_retweets:○○」で指定した数以上のリツイートがあるツイートを検索することも可能だ。
これらのコマンドを組み合わせれば、あっという間に探したいツイートを見つけ出すことができるので、覚えておいて損はない。ややこしいので忘れそうだという方は、オクシンさんのツイートをブックマークするか、自分が今後、使いそうなコマンドだけでもスマホにメモしておくとよいかもしれない。
ツイッターにおけるコマンド検索は非常に便利なので、皆さんも気になるツイートを検索する場合は、ぜひ活用してみてはいかがだろうか。
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※サムネイル画像（Image:「オクシン（@OKU_MAYA）」さん提供）
