半導体不足や転売ヤーの増加によって、品薄が続いているソニーのプレステ5。2023年には簡単に買えるようになるらしいとのことだが、現時点では抽選で販売を行っている店舗も多く、クリスマスまでに手に入るかどうかは未知数だ。
2022年12月3日に投稿された、関西都心近郊＆ガジェット紹介カエサル@ガジェットマイスター@Caesar_of_DRMさんの「ヨドバシ梅田の在庫状況 PS5、なんか同梱版はポイントカードでも買えますね」というツイートには、ヨドバシカメラ梅田店のPS5の在庫状況を確認できる画像が添えられていた。この投稿には、多くの「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
ヨドバシ梅田の在庫状況
PS5、なんか同梱版はポイントカードでも買えますね pic.twitter.com/2K1tJ0juvc
— 関西都心近郊＆ガジェット紹介カエサル@ガジェットマイスター (@Caesar_of_DRM) December 3, 2022
ヨドバシカメラ梅田店では買える！
今回のツイートは、ヨドバシカメラ梅田店のゲームコーナーにおける、PS5の各種在庫状況なのだが、ゴールドポイントカードプラスを持っていれば、「PS5 通常版」と「PS5 デジタルエディション」は、在庫もあるのですぐに買えるようだ。
（画像は「関西都心近郊＆ガジェット紹介カエサル@ガジェットマイスター（@Caesar_of_DRM）」さん提供）
なお、ヨドバシカメラのゴールドポイントカードプラスとは、ヨドバシカメラの買い物で貯まるゴールドポイントを、効率よく貯めることができるクレジットカードのことである。
残念ながら、ソフト同梱版はどれも在庫切れなのだが、こちらはゴールドポイントカードさえあれば買えたようなので、とにかくPS5本体を探しているという人にとっては、嬉しい情報なのではないだろうか。
筆者の家のリビングには、まだPS4しかないので、関西に住んでいれば、ぜひ買いに行きたいところである。年末年始は自宅でのんびり過ごし、フロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』をプレイしたいと思っているのだが、肝心の本体がまだ手に入っていない。
最近では、都内の家電量販店でも徐々に販売数が増えてきたので、入荷直後の在庫を狙って、午前中に買いに行こうかと考えている次第だ。
半導体不足は、なぜ起きた？
プレステ5は、2020年の11月に発売されたハードである。ローンチはもう2年も前であるにもかかわらず、ここまで買えない理由は一体、なんなのだろうか。
品薄になってしまった背景には、冒頭でも述べた半導体不足と、転売ヤーの買い占めが横行していることがあげられる。また、新型コロナウイルスの流行により、多くの人が家で過ごす時間が増えたため、需要が爆発的に増加したことも主な原因のようだ。
半導体不足が起きてしまった理由としては、アメリカと中国の経済摩擦やウクライナ危機の影響、生産拠点での新型コロナウイルスの集団感染など、さまざまな要因がかなり複雑に絡み合っているらしい。半導体不足は少しずつ解消されているようだが、同時に世界的な需要も増加しているので、半導体を製品に使用している各種メーカーなどは、大きな打撃を受けている。
半導体がどのようなものなのかについて、イマイチ想像しにくいという人も、中にはいらっしゃるかもしれない。
半導体は内部部品なので、直接、目に触れることは分解でもしない限りほとんどないが、スマホやパソコン、テレビなどのデジタル家電をはじめ、炊飯器や冷蔵庫のような生活必需品にも使用されているため、身近な電子機器になくてはならないものだ。
ハードは、ニンテンドースイッチの独り勝ち！
さまざまな要因が重なり、現在、品薄となっているPS5。データによると、日本国内の出荷台数が海外に比べて絞られているらしく、SNSでは、なかなか手に入らないことを嘆くユーザーも多く見られる。この状況では、ニンテンドースイッチの独り勝ちということになり、ますます、プレステ離れが加速しているのが現状だ。
筆者は、ソニーも任天堂も両方好きだが、世界情勢やその他、諸々のタイミングにうまく乗って、ハードの普及を着実に拡大していく任天堂は、さすが「運を天に任せる」という社名の会社だけあるな、と思わずにはいられない。
※サムネイル画像（Image:「関西都心近郊＆ガジェット紹介カエサル@ガジェットマイスター（@Caesar_of_DRM）」さん提供）
