格安SIMの欠点やデメリット8選!これさえわかっていれば後悔しない!

格安SIMのデメリットは8つある!

大手キャリアから格安SIMに乗り換えれば年間数万円も安くなるのに、それでも大手キャリアから乗り換えない人は「何となく面倒くさい」「格安SIMのことがよく分からない」といったことが理由でしょう。

株式会社TeNと株式会社レプロエンタテインメントが共同運営しているin netが実施したアンケート調査では、格安SIMの乗り換え経験がないユーザーが50%以上いることが明らかになっています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

そこで今回は、あえて格安SIMのデメリットを8つ紹介することで、格安SIMのことをさらに理解できるように解説します。

■格安SIMの8つのデメリット

【1】聞いたことのない会社で不安
【2】通信が安定せず大手キャリアより遅いことも
【3】実店舗での契約やサポートが受けられない
【4】無料通話(家族割)がない
【5】キャリアメールが使えない
【6】最新iPhoneが買えない
【7】スマホの初期設定を自分でやる必要がある
【8】支払いがクレカのみで口座振替に対応しない

【1】聞いたことのない会社で不安

格安SIMは全国に数百社もあり、あまり聞きなれないブランド名で展開しているので、利用するのが不安だという人も多いでしょう。たしかに“安かろう悪かろう”では利用したくありませんよね。

しかし、格安SIMのネット回線はドコモやau、ソフトバンクのものを使用していますし、運営会社名を調べると、その不安も解消されるかもしれません。

たとえば、NUROモバイルはソニーグループの格安SIMですし、OCN モバイル ONEはドコモと同じNTTグループの格安SIMになります。

ほかにも、mineo(マイネオ)は関西電力系のオプテージが提供していますし、LIBMO(リブモ)は東海地区のCATVや光回線を提供するTOKAIコミュニケーションズが運営しているのです。いずれもきちんとした会社が提供していますので、さほど心配することはないでしょう。

●OCN モバイル ONE(公式)は→こちら

【1】聞いたことのない会社で不安

こちらはNTTグループの格安SIMである「OCN モバイル ONE」。月額550円という激安の「エコノミーMVNO」プランはドコモショップの店頭でも申し込める(画像はOCN モバイル ONE公式サイトより転載)

【2】通信が安定せず大手キャリアより遅いことも

格安SIMのほとんどは全国どこでも利用できるドコモ回線を利用しています。なかにはauやソフトバンク回線を選べる場合もあります。

それなら「大手キャリアとまったく同じ品質じゃないの?」と思ってしまいがちですが、必ずしもそうではありません。回線が込み合う夕方などの時間帯などでは、どうしても格安SIMは速度が遅くなったりしますので、多少注意が必要です。

もし、格安SIMでも回線速度は安定したものにしたいということなら、NTTグループのOCN モバイル ONEや、格安SIM最大手のIIJmio(アイアイジェイミオ)などがおすすめです。

●IIJmio(公式)は→こちら

【2】通信が安定せず大手キャリアより遅いことも

JJImioは格安SIMの最大手。2年連続顧客満足度No.1となっており、格安SIMのなかでも通信品質には定評がある(画像はIIJmio公式サイトより転載)

【3】実店舗での契約やサポートが受けられない

格安SIMは実店舗でのサポートを行わないことで、格安なサービスを実現しています。そのため、実店舗での申し込みやサポートは受けられないと思いがちです。

しかし、実際には実店舗を構える格安SIMも少なからずありますし、大都市なら家電量販店の格安SIMコーナーにおいて、対面で格安SIMを申し込むことができます。

たとえば、日本中どこにでもある「AEON(イオン)」が運営する「イオンモバイル」なら、全国にある大型店舗において格安SIMを申し込むことが可能となっています。

【3】実店舗での契約やサポートが受けられない

こちらがイオン店内にあるイオンモバイルの店舗。格安SIMの申し込みやスマホの購入、機種変更などが対面でできる(筆者撮影)

【4】無料通話(家族割)がない

格安SIMには、大手キャリアに見られる無料通話サービスの「家族割」はありません。格安SIMで普通に電話をかけると22円/30秒なので、1時間通話するだけで2,640円もかかってしまいます。これは大問題ですね!

ただし、スマホの場合は半額電話アプリを利用すれば11円/30秒で通話することができますし、1回5分かけ放題オプションが月額500円程度、完全かけ放題オプションも1,400円程度で追加することができます。

もちろん、今なら家族や友人相手はLINEでんわを利用する人がほとんどでしょうから、もはや家族割がないことをそれほど気にする必要はないでしょう。

【4】無料通話(家族割)がない

LINEが普及してからは、スマホで電話をかける機会はかなり減っている。家族や友だちと長通話するときも、無料のLINEでんわを利用する人が多いはずだ

【5】キャリアメールが使えない

キャリアメールとは、ドコモのドコモメール「〇〇〇@docomo.ne.jp」といったキャリア名の入っているケータイ用メールのことです。

ガラケー時代にはかなり活用されてきたキャリアメールですが、LINEが普及してからは、ほとんど使われていないのではないでしょうか?

BIGLOBEモバイルなどでメールアドレスを提供している場合もありますが、格安SIMでは基本的にキャリアメールの提供は行われていません。

どうしてもメールアドレスが欲しいということなら、スマホでも送受信できる「Gmail」や「Yahoo!メール」などのWebメールを使えば十分なので、今さらキャリアメールにこだわる必要はないでしょう。

ちなみに、ahamoでドコモメールは提供されていませんが、現在使っているドコモメールを「ドコモメール持ち運び」(有料330円(税込))を申込むことで、引き継ぐことは可能となっています。

●ahamo「ドコモメール(@docomo.ne.jp)は使えますか?」は→こちら

【5】キャリアメールが使えない

ドコモの提供するahamoではドコモメールの提供は行っていないが、今使っているドコモメールなら有料で引き継ぐことができる(画像はahamo公式サイトより転載)

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