バージョンアップに非対応のスマホもある | キャリアが修理受付を打ち切った機種は「限界」
Androidのバージョンアップに非対応の機種は、基本的に「修理受付が終了した機種」とほぼ同じです。

auは修理対応受付が終了している機種では原則、バージョンアップも行わないと明言しています。なおdocomoも同様の方針を明言しています。ちなみにソフトバンクも明言こそしていないものの、ほぼ同様の対応を取っています
いずれのキャリアでも、iPhoneと比べるとAndroidスマートフォンは製品寿命が短い傾向にあります。その理由として、OSやセキュリティパッチをアップデートできる期間が短いことが挙げられます。
Androidのサポート期間は、メーカーや機種によっても異なりますが、おおよそ2年から3年、長くて5年程度。ちなみに内閣府の調査によると、携帯電話の平均使用年数は4.3年で、36.5%の利用者は故障を理由に端末を買い替えています。急な故障によって慌てないためにも、スマホの寿命は3年~どんなに長くても5年程度と割り切って、端末の購入時にはアップデーㇳ保証や長めののセキュリティアップデート保証がある端末を購入することをおすすめします。
以下の項目では、各メーカーの修理受付の終了機種を出典として、バージョンアップに非対応の主要機種を通信キャリア別にご紹介します。
ソフトバンク

(画像は「ソフトバンク」公式サイトより引用)
バージョンアップに非対応のソフトバンクの主要機種は、以下の通りです。
・GALAXY Tab4
・AQUOS R compact
・HUAWEI Mate 20 Pro
・Xperia XZ2
au

(画像は「au」公式サイトより引用)
バージョンアップに非対応のauの主要機種は、以下の通りです。
・Galaxy S9+ SCV39
・AQUOS sense SHV40
・HUAWEI nova 2 HWV31
・Xperia XZ2 SOV37
ドコモ

(画像は「ドコモ」公式サイトより引用)
バージョンアップに非対応のドコモの主要機種は、以下の通りです。
・Galaxy S9+ SC-03K
・AQUOS R SH-03J
・HUAWEI dtab d-01K
・Xperia XZ2 Premium SO-04K
バージョンアップできない機種のAndroidを使用し続けても大丈夫?
バージョンアップは機能や操作性、品質の向上や、セキュリティ上の欠陥を修正する役割があります。バージョンアップできない機種を使い続けることによるデメリットは大きいため、できる限り早めの機種変更をおすすめします。
まとめ | スマホ購入時は長期間のOSアップグレードが保証されている端末を選ぼう
今回はAndroidスマートフォンのOSがアップデートできない場合の原因や対処法、バージョンアップに非対応の三大通信キャリアの主要機種について解説しました。
端末を購入する際には、Android OSアップグレードのサポートが付帯している機種を選ぶと、長く安全に利用することができます。

たとえば一部のGalaxyモデルでは、4世代のAndroid OSのアップグレードサポートや、5年間のセキュリティアップデートが保証されています(出典:PRTIMES)
Galaxy以外では、Google Pixelも発売から3年間のAndroidのバージョンアップ保証、および発売から5年間までセキュリティアップデートが保証されています。
一台のスマホを中長期的に使いたい場合は、このように長期間のOSアップグレードが保証されているものを選ぶと「バージョンアップできない」という悩みに直面することが少なくなるのでおすすめです。