2022年9月に登場したiPhoneの最新OS「iOS 16」。その後「iOS 16.1」「iOS 16.2」「iOS 16.3」などが相次いで公開されていますが、2023年2月13日には最新版「iOS 16.3.1」がリリースされました。初期には多少の不具合も見られたiOS 16ですが、ここまでアップデートを繰り返してきているので、iOS 16.3.1なら安心して利用できるでしょう。そこで今回は、最新版iOS 16.3.1でいったい何がどう変わったのか詳しく解説します。
2023年2月13日、最新版iOS 16.3.1がリリース!
2022年9月13日にiPhone用最新OS「iOS 16」がリリースされたのはご存じでしょう。「iOS 16」にはさまざまな新機能が追加されているので、便利な新機能を早めに試してみたいところです。iOS 16の新機能について詳しく知りたい人は、こちらの記事で確認してください。
しかし、iOSのメジャーアップデートでは毎回バッテリーの減りが早い、アプリが対応しておらず正しく動作しないといった不具合が見られます。
そこで、これらの不具合を解消した「iOS 16.0.2」「iOS 16.0.3」「iOS 16.1」「iOS 16.1.1」「iOS 16.1.2」「iOS 16.2」「iOS 16.3」が相次いでリリースされました。
そして、2023年2月13日には最新版「iOS 16.3.1」がリリースされたのです。果たして、今回は何がどう変わっているのでしょうか?
ちなみに、2022年12月にリリースされた前回のiOS16.2では数多くの新機能が追加され、2023年1月にリリースされた前回のiOS 16.3では機能強化とバグ修正が行われています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
なお、iOS 16.3.1のアップデートに関しては「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。 もし、iOS 16.3.1にアップデートできないときはこちらの記事を確認してください。
iOS 16.3.1ではどのようなところが改善されているの?
それではさっそく、最新版iOS 16.3.1のアップデート内容を確認してみましょう。
今回のアップデートはバグの修正とセキュリティアップデートがメインで、新機能の追加はありません。
まず、前回のアップデートでiCloudがAppで使用されているとiCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題がありましたが、このバグを修正しています。
次に、一部の機種でSiriでiPhoneを探すリクエストをしても機能しない場合がある問題を解決しています。
そして、iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化が行われています。これは、最近スキーやスノボなどの衝突により緊急通報の誤作動が問題になっていたので、その問題を改善したと思われます。
iOS 16.3.1の機能強化とバグ修正の内容
・iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
・Siriからの“探す”リクエストが機能しない場合がある問題
・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
●Apple「iOS 16 のアップデートについて」は→こちら
まとめ
いかがでしょうか? まだiOS 16を導入していない人もいるでしょうが、iOS 16.2ではさまざまな新機能が追加され、iOS 16.3、iOS 16.3.1ではセキュリティ強化やバグ修正が行われています。
もし、まだiOS 15のままiPhoneを使用しているなら、早めにiOS 16.3.1にアップデートしておいたほうがいいでしょう。
ちなみに、iOS 16はiPhoneX/8、SE(第2世代)以降の機種が対応しています。