【2023】無料で使える「ProtonVPN」の評判/安全性と実際の使い方をレビュー

無料で使えるVPNサービス「ProtonVPN（プロトンVPN）」。PC、スマホのどちらの端末でも利用できます。

「ProtonVPN」はSecure Core VPNを採用。複数（二重）のサーバーに接続して通信を行うので他のVPNサービスよりセキュリティ面で優れているといえます

また、「ProtonVPN」には無料プランがあり、世界的に見ても貴重な「無料で使えるVPN」の1つ。たとえばアメリカのVPNサーバーを経由すれば、アメリカ居住者向けサイトの表示も可能に。つまり、有料のVPNに加入せずとも本来なら日本から加入できない「アメリカ向けのサブスク」に加入できるようになります。

とはいえ、無料VPNを提供している運営会社の中には運営実態が定かではない海外企業や運営主体が不明なものがあるのも事実。無料で使えるProtonVPNの安全性などはユーザーからはとくに気になるところ。

今回は実際に「ProtonVPN」をダウンロードしてアメリカ版のNetfilixを表示させる手順を詳しく紹介します。5分もあれば簡単に設定できるので無料VPNを探している方は、ぜひ参考にしてください。

以下はProtonVPNの概要です。

ProtonVPNのとくに良い点は無料プランの制限がVPNとしては緩く「〇〇GBまで」といった制限がないところ。有料プランに変更しなくても、日本、アメリカ、オランダの3つの国へ接続できます。

スマホ端末からも利用できiPhone版はこちらからAndroid版はこちらからアプリのダウンロードができます。

実際に筆者はスマホ端末でダウンロードして使ってみましたが、ほかのVPNサービスよりも使いやすいと感じました。

ProtonVPNの悪い評判 | 有料プランがやや高めな上に日本語に対応していない

一方で「有料プランの料金が高い」「通信速度が遅くなる」「日本語に対応していないのが不便」といった悪い評判があるのも事実。とくにカスタマーサポートにおいては、日本国内で運営しているもののほうが優秀です。

ProtonVPNの安全性は？

気になるProtonVPNの安全性ですが、以下の点から安心して利用できるVPNサービスだといえます。

ノーログポリシーを正式に明言

ノーログポリシーとは、通信ログやIPアドレス、閲覧履歴などの情報を「保存しない」と宣言したものです。個人情報漏洩のリスクがなくなるためセキュリティ面でも安心できます。ProtonVPNはノーログポリシーを採用しています。

スイスに本拠地を置く | ファイブアイズの管轄外

ファイブアイズとは、英語圏5カ国による機密情報共有体。アメリカを中心に、通信傍受網を使ってメールや電話などの情報を収集しているとされています。

・アメリカ
・イギリス
・オーストラリア
・カナダ
・ニュージーランド

上記5つの国が加盟しており、日本も安全保障の面から今後参加する可能性が高いです。

加盟国政府は国民のネットデータに自由にアクセス可能。つまり、プライバシー保護の観点からすると「接続しているサーバーの位置」「VPNプロバイダの本社が置かれている国」を意識し、情報にアクセスできない国を選ぶのがベターです。

その点、ProtonVPNの拠点があるスイスはファイブ合図加盟国ではないので、プライバシーの面からみても安全です。

参考元：日経新聞「ファイブ・アイズとは　英語圏5カ国で機密情報共有」

ProtonVPNのプラン/料金

「ProtonVPN」のプランの違いは以下の通りです。

ProtonVPNの使い方 | 無料版の登録からインストール、接続まで

ProtonVPNのインストール手順と使い方を紹介します。

5分もあれば簡単にここまで登録できます。意外とサクサク動く上に安全性も高いので、筆者の感想としては無料プランで十分だと感じました。

まとめ

「ProtonVPN」はPC・スマホともに簡単に設定が可能。無料プランは日本・アメリカ・オランダの3カ国しか接続できない点がデメリットですが、アメリカのサブスクリプションを使いたい場合などには十分です。

セキュリティ面においても安心して利用できるので、無料で使えるVPNとしてダウンロードしておくと公衆のフリーWi-Fiなどを利用するときなども便利です。