Twitterから名称が変わり、機能の変更が続いているX。ユーザーが特に気になるのが、DMに関する機能変更ではないでしょうか。
(引用元:Xサポートアカウント)
一方、具体的に誰に何通まで、どのような内容ならば送れるのかははっきりとアナウンスされていないのが現状。
そこでこの記事では、XでDMが送れない場合の原因と、送信可能になる条件について最新のDMの要件を検証したうえでご紹介します。「相手がX Premiumのユーザーかどうか」などはXへの変更前にはあまり気にしたことがなかった方も多いでしょう。ぜひ本記事を参考にしてください。
【目次】
1.【前提】DMの主な送信条件一覧 | 相手にDM送信可能な条件を満たしているか
2.相手がX Premium以外からのDMを拒否している
3.X/Twitterのルールに抵触していないか確認
4.相手からブロックされていないか確認
5.端末やアプリ、通信環境などに不具合がないか確認
6.まとめ
【前提】DMの主な送信条件一覧 | 相手にDM送信可能な条件を満たしているか
X/TwitterのDMの仕様は「2023年6月の試験的リリース」で予告なく、大きな変更点が見られました。DMの仕様変更で混乱した経験がある方も少なくないのでは。
2024年現在はまた要件が変わり、従来通りの送信条件に加えて、DMを受け付けるアカウントを「認証済みアカウント」(X Premium加入者)もしくは「全員」のどちらかに設定することができるようになりました。
相手が自分をフォローしている、もしくは相互フォロー関係であるか
相手がDMを解放していない場合には、自分が相手をフォローしていても、相手からの許可がなければDMを送ることはできません。この場合は、相手にメンションでコンタクトを取って、DMでやりとりしたい旨を伝える必要があります。
相手とかつてDMのやり取りをしたことがある
以前にDMのやり取りがあった場合は、フォローしているかどうかにかかわらずDMを送ることが可能。
相手がX Premium以外からのDMを拒否している
2024年2月現在、XではDMを受け付けるアカウントを「認証済みアカウント」(X Premium加入者)もしくは「全員」のどちらかに設定できます。
ポストの収益化が可能になったことから、特にXのインフルエンサーはX Premiumに加入するケースが増えてきました。そのため本設定が原因で「DMが送れない」ことも増えています。
ちなみに設定方法は以下の通り。
DMの受付を「認証済みアカウント」だけに設定していると、プロフィールにDMアイコンが表示されますが、X Premium加入者以外はDMを送ることができません。
この表記が出た場合、相手はX Premium加入者以外からのDMを受け付けていないと考えて間違いありません。
X/Twitterのルールに抵触していないか確認
DMを送れない場合、以下で紹介するXのルールに抵触していないかも確認しましょう。
1日に送信可能なDMの上限数(500通)を超えていないか:今後さらに縮小見込み
1日に送れるダイレクトメッセージの件数は、1アカウントにつき500件に制限されています。
今後、「送信可能な件数」は少なくなる可能性もあります。毎日多くのDMを送信しているという場合はX Premiumの検討が必要になるかもしれません。
複数の相手に同じ内容やリンクを送信し、スパム判定されていないか
同じ内容やリンクのDMを複数のアカウントに送ると、スパムと判定され、DMの送信が一時的に制限される場合があります。これは、Xの利用規約やポリシーに違反する可能性があるためです。
DMに「同じ内容やリンクが含まれるスパム」であることを判断するのは、メッセージ内の単語ではなく「内容」と「同じアカウントが連続してDMを送信しているか」であるため、メッセージを少し変えても再送できません。もし送信できなくなった場合は、30分以上待ってから再試行してください。
相手からブロックされていないか確認
相手からアカウントブロックをされている場合には、DMを送ることはできません。
相手にブロックされていた場合の対処法
ブロックされている場合、相手のアカウントにアクセスしても、プロフィールやツイートが表示されず、また、DMも送ることができなくなります。X上で連絡する手段はないため、別のSNSやメールなどで連絡しましょう。
端末やアプリ、通信環境などに不具合がないか確認
端末、アプリ、通信環境に不具合がある場合もDMが送れなくなることがあります。
端末やアプリの再起動や更新を行う
端末に一時的な不具合が生じている可能性があるため、OSやアプリの再起動、もしくはバージョンアップを実施しましょう。これによりアプリが正常に作動し、DMが送信可能になることがあります。
通信環境を安定させる
通信が不安定な場合は、一度通信機能の切断を行い、再接続をすることで改善することがあります。また、モバイル通信下でDMが送れなくても、安定したWi-Fi環境下では送れることもあります。
X/Twitterサービスの障害情報をチェック
Xサービスが障害を起こしているという可能性もあります。
@Supportや、SNSの障害報告サービスのダウンディテクターなどで情報を確認してみましょう。
まとめ
名称の変更以降、様々な機能の変更が続くX。特にDMの仕様変更により送信可能な宛先や1日の送信可能件数に制限が加わった際には大きな話題となりました。
現在では、相手がDMを開放している場合や、相手が自分をフォローしている、もしくは相互フォロー関係である場合、また以前にDMのやり取りがあった場合にDMの送信が可能。これらのルールに加え、DMを受け付けるアカウントを「認証済みアカウント」(X Premium加入者)もしくは「全員」のどちらかに設定することができるようになりました。DMボタンが表示されているにもかかわらず、X Premiumのサブスクリプションを案内される場合は、DMを受け付けるアカウントを「認証済みアカウント」(X Premium加入者)に設定していると見て間違いありません。
※サムネイル画像(Image:rvlsoft / Shutterstock.com)