スマホで撮影した写真、3分の1以上が「整理していない」【クロス・マーケティング調べ】

旅行やイベントなど、外出の機会が増えるであろう大型連休。そして、外出先で誰もがすることの一つが写真撮影だ。スマホやデジカメ、一眼レフはもちろん、最近はインスタントカメラも人気。写真の撮り方は人それぞれだが、写真の整理や保存方法もさまざまだろう。それでは撮影した写真をどのように管理している人が多いのだろうか。

若年層ほど見返しやすくするために写真を整理する傾向が

スマホで撮った写真をどのように整理・保存している?

意外なことに、スマホで写真を撮らない若年層も一定数いるようだ(「株式会社クロス・マーケティング」調べ)

マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングの調査によると、スマホで撮った写真は「とくに何もしない・撮りっぱなし」にする人は36.5%と、約3分の1以上がとくに写真の整理しないことがわかった。年代が上がるほど写真をそのまま保存する傾向にあるようで、20代は定期的にフォルダを確認して整理したり、ジャンル別にフォルダわけをしたりする人が多い様子。

SNSを頻繁に活用する若年層の方が、写真を撮ったり保存したりする機会が多いため、フォルダわけしなければ、思い出を振り返りにくいという理由が考えられる。

スマホ以外で使うカメラの種類

スマホ以外で撮る人も28.7%とそれほど少なくないようだ(「株式会社クロス・マーケティング」調べ)

近年のスマホカメラの性能は非常に高く、デジカメよりきれいに撮影できることも。しかし、スマホ以外で撮る人も28.7%とそれほど少なくない。年齢が上の世代は「コンパクトデジタルカメラ」を使う頻度が多く、スマホ以外で写真を撮ると回答した60代については84%の利用率を誇っている。一方、20代は「インスタントカメラ」「フィルムカメラ」「使い切りカメラ」などの利用頻度が他の年代より高い。レトロやエモーショナルな写真を撮ることが、若者の間で流行っているからだろう。

男性は美麗に撮影できる一眼レフ、女性は持ち運びしやすいデジカメを好む傾向

スマホ・カメラ問わず撮影した写真の楽しみ方

過去の自分を見返す楽しみ方もなぜか20代が一番多い(「株式会社クロス・マーケティング」調べ)

写真はスマホで十分だと考える人も多い中、スマホ以外で撮影する人はどのような場面でなんのカメラを使うのだろうか。

男性からは、美しい風景や子どもの活躍を撮影する際に一眼レフカメラを使用する、といった声が多く寄せられた。そのほか、望遠機能を使うときはスマホではスペックが足りないため、ミラーレスを使うなどの意見もあり、主にどうしてもきれいに撮りたいときやスマホでは対応できない撮影をする際に、高性能なカメラを使うようだ。

女性は持ち運びしやすいデジカメを外出時に持っていく人が多く、旅行先での景色やイベントの様子などを写真に残しているようだ。男性は、写真の鮮明さや迫力などを意識している面が強いが、女性はエモさや日常を切り取ったような写真を好むようだ。

撮影した写真は年代を問わず、見返したり、友人や家族に共有したりする人が多いが、そのような中で世代差が現れているのが「SNSへの投稿」だ。ほかの世代に比べて20代はSNSにアップする比率が圧倒的に高い。これはSNSへ投稿することで、友人へ共有しているという一面もあるからだろう。

ただ写真を撮るだけなら、手軽さや編集のしやすさなどからスマホのカメラでも十分だといえる。しかし、より特別感のある1枚を撮りたい場合は、デジカメやインスタントカメラ、一眼レフなどを使用するといいだろう。最初は使い方や構図などに悩むかもしれないが、慣れたら思い出を理想的な形で残すことができるのでは。

出典元:【 株式会社クロス・マーケティング/PR TIMES

※サムネイル画像(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com

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