手元に現金がちょっと足りないものの、PayPayには残高があるときに「PayPay残高を現金化したい」「PayPayをうまく使いこなして、手元に現金を確保したい」と思ったことはありませんか?
今回は様々な「PayPay現金化」テクニックを紹介します。
【目次】
1.PayPayで現金化できるのは「PayPayマネー」だけ
2.【詳細】PayPayマネーを現金化する方法
3.PayPayマネーの残高が出金(現金化)できないときの主な原因は?
4.PayPayマネーライトの使い道は?
5.PayPayを現金化するときの注意点
6.まとめ
PayPayで現金化できるのは「PayPayマネー」だけ
PayPayで支払いに利用できる残高の種類は「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」「PayPayポイント」の3種類です。
このうち、現金化できるのは「PayPayマネー」。たとえば人から送金されてきた「PayPayマネーライト」は現金化することができないため、注意しましょう。
【早見表】PayPayの残高は現金化可能?
PayPay残高の種類別に、銀行口座への出金ができるかどうかなどを表にまとめました。
参考元:PayPay残高とは
先述した通り、PayPayマネーは銀行口座への出金が可能。なお、出金は100円から可能ですが、PayPay銀行以外の金融機関への出金には100円の手数料がかかります。一方でPayPayマネ―ライトやPayPayポイントは直接的な出金は不可で、換金性の高いものを購入したうえで売却するといった工夫が必要となります。
PayPayの種類別の残高を確認する方法
自分の残高が「PayPayマネー」なのか「PayPayマネーライト」なのかあまり強く意識していない方もいるかもしれませんね。PayPayのアプリ上から、種類別の残高を確認できます。
【詳細】PayPayマネーを現金化する方法
先にも述べた通り、PayPay残高を現金化するとき、出金できるのは「PayPayマネー」だけです。PayPayマネーを現金化する方法をご紹介します。
なお自身の残高が「PayPayマネーライト」だった場合、この章はスクロールして読み飛ばしたうえで「PayPayマネーライトの使い道は?」の章まで進んでください。
PayPayマネーの出金の下準備
まず、PayPayマネーは本人登録と口座の登録が必要となります。
本人確認の方法は以下の通り。なお、今回はマイナンバーカードでの本人確認の方法をご紹介します。
(画像はPayPay公式サイトより引用(一部編集部で加工))
続いて銀行口座の登録方法は以下の通り。
PayPayマネーを出金する手順
PayPayマネーを現金化する手順は以下の通りです。
PayPayマネーの残高が出金(現金化)できないときの主な原因は?
PayPayマネーを出金したいときは、PayPayで本人確認を完了させておく必要があります。PayPayの本人確認については、こちらの記事で解説しています。
また出金には24時間で50万円までという上限があります。50万円以上出金しようとしている場合は、こまめに分けて出金しましょう。
なおPayPayでの出金と振込完了には、1~4営業日ほどかかる傾向があります。最大で4日かかるため振込は少々ゆっくりだと言えるでしょう。
1営業日も待てず、いますぐ緊急的に現金が必要だという場合は、PayPayの残高の出金以外で現金を確保する方法も検討することをおすすめします。
PayPayマネーライトの使い道は?
先述した通り、PayPayマネーライトは現金化できません。一方、PayPayでの支払いに充てる以外では、「送金する」「換金性の高いものを買って売却する」という使い道があります。
PayPayマネーライトを送金する方法
PayPayマネーライトは現金として出金はできませんが、「送る・受け取る機能」を使って、家族や友人へ送金することが可能です。なお、PayPayポイントは送金できません。
PayPayマネーライトで購入・売却できる換金性が高いものの例
中古市場でも高値で取引され、定価から価格が下がりにくいものが換金に向いています。
PayPayマネーライトを現金化する方法についてはこちらの記事で紹介しています。
PayPayを現金化するときの注意点
PayPayを現金化するときの注意点をご紹介します。
出金手数料を確認しておく
PayPay残高を現金化するときは、PayPay銀行以外は手数料がかかります。
なお、出金は100円からとなっています。
PayPay銀行以外は即現金化は不可
PayPay銀行の場合、残高をすぐにATMから引き出すことができますが、PayPay銀行以外の場合は振込実施までに日数がかかります。
目安は以下の通り。
「すぐに現金がほしい!」と思っても、PayPay銀行以外は難しいので注意が必要です。
PayPayカード利用枠の現金化は利用規約に違反することも
PayPayカード(旧・PayPayあと払い)の利用可能枠を「現金化」するという方法もあります。ただし、PayPayカード(旧・PayPayあと払い)の規約では、現金化目的での利用は禁止されています。この方法で現金化する場合は、PayPayの規約を確認したうえで自己責任で行いましょう。
現金化するためには、PayPayカードを作る必要があります。登録方法は以下の通りです。
この手順でPayPayカードのバーチャルカードを発行すれば、プラスチック製のカードの到着を待たず、審査が通ればすぐに利用できます。バーチャルカードは通常のクレジットカードと同様に利用できるため、クレジットカード現金化業者に申し込むことで、利用可能枠を高い換金率で現金に変えることができます。
もっとも、PayPayは「PayPayあと払い会員規約」の第35条10項で、以下の通り現金化を明確に禁止しています。
第35条(ショッピングの利用方法)
10. 会員は、現金化を目的として現行紙幣・貨幣の購入などに本サービスの利用可能枠を利用することはできないものとします。
参考元:PayPayカード(PayPay決済用)サービス利用規約
クレジットカードの現金化行為は、「不要なものを売っただけ」「キャッシュバックを受けただけ」との体裁を取っており、明確に法律違反と言えないのが現状です。しかし、PayPayの規約のうえでは明文で禁止されているため、クレジットカード現金化を通じた現金の確保は行わないのがベターと言えるでしょう。
まとめ
PayPay残高の「PayPayマネー」は銀行口座へ出金し現金化することが可能。PayPayマネーを出金するには、本人登録と出金口座の登録が必要となります。一方、PayPayマネ―ライトとPayPayポイントは銀行口座への出金は不可。換金性の高いものを購入するといった方法で現金化が必要です。また、PayPayカードを利用して現金化することも可能ですが、現金化目的での利用は規約で禁止されているため、自己責任で行いましょう。