オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(株式会社トレジャープロモート)は、全国のZ世代(20代・30代)の男女800人を対象にした、株式投資の学習についての調査結果を発表。最も使われているサービスが「YouTube」で53.4%と、半数以上がYouTubeで株の勉強をしていることがわかった。Z世代が株式投資をどのようにして学んでいるか、深掘りしていく。
Z世代は株式投資の学習にどのサービスを使っているか
株の本質的な知恵を提供するオンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は、Z世代の株式投資への学習についての調査を実施。調査は6月23日にインターネットで行われ、事前調査で「株式投資に取り組んでいる」と回答した。全国の20代・30代の男女800人が対象。調査結果から、最も多く利用されているのはYouTubeで53.4%だった。続いてTwitterが29.9%、Instagramが25.6%と上位はSNSが占めている。
株式投資の学習にYouTubeを利用していると回答した427人に「株式投資について学ぶために、最もよく見ているチャンネル」を聞いた。その結果、最も多かったのは「特にない」「色々なところを見ている」「特定のチャンネルを見ているわけではない」という回答が175件と、特定のチャンネルではなく、検索して気になった動画を見ている人が多いようだ。Twitterを利用して株式投資の学習をしていると回答した239人にも同様の質問をしたところ、「特定のアカウントを見ていない」という回答が117件とYouTubeよりも多い結果だった。
株式投資の学習に使用しているデバイスは…
「株式投資の情報を得るために主に利用しているデバイスは?」という質問に対して、最も高い割合を占めたものは「スマートフォン(iPhone)」で59.3%と半数を上回る結果に。「スマートフォン(Android)」の19.0%と合計すると、スマートフォンの利用割合は78.3%と8割近い結果に。Z世代はスマートフォンを利用して株式投資の学習をするのが主流のようだ。ただ、パソコンが全く使われていないわけではない。株式投資の学習におけるパソコンの利用状況についての調査では「よく使う」が30.5%「使うこともある」が34.3%と合計約65%の人がパソコンを利用していることから、パソコンで学習している人も一定数いることがわかった。
今回の調査結果から、Z世代は主にSNSを利用し「手軽に」「無料で」情報収集をしていることがわかった。株の世界は、各々の手法やスタイルがあり情報が溢れている。自分に必要な情報かどうか判断することは難しく、誤情報によりリスクを招く可能性もある。株式投資をするZ世代は「色々な情報を集めて見比べたい」という心理が強いことから、特定のチャンネルやアカウントではなくさまざまな情報源をチェックしているのかもしれない。
参照元:【株式会社トレジャープロモート/@Press】
※サムネイル画像(Image:sdx15 / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています