スマートフォンとガラケーとの画期的な違いといえば「アプリ」の存在だろう。MMD研究所の「スマートフォン利用者実態調査」によると、プリインストールアプリを除くと、スマートフォンにインストールしているアプリの平均は19.3個であるという。今回はインストールしている「アプリの種類」ランキングについてもお伝えしていこう。
インストールしているアプリの平均は19.3個
MMD研究所は2022年12月9日〜10日、スマートフォンを所有する15歳から59歳の男女2,231人に「2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第2弾」を実施。1月13日発表の調査結果によると、スマートフォンにインストールしているアプリの平均は19.3個だった。
当調査は、株式会社フォリウムが提供するスマートフォン向けインターネットリーチサービス「スマートアンサー」と共同で行われた。購入時にインストール済のものを除き、メインで利用しているスマートフォンにインストールしている「アプリの数」を尋ねたところ、最も多かったのは「16~20個」で14.3%だった。ついで「6〜10個」が13.4%、3位は「11〜15個」で13.2%という結果となった。
昨年と比べて利用が増えたサービス1位は「動画配信サービス」
インストールしているアプリの種類を聞いたところ、1位に選ばれたのは「QRコード決済アプリ」の55.9%だった。2位に「動画」が55.4%、「天気」が51.6%と続く形となった。
さらに、昨年と比べて利用が増えたサービスを尋ねると、最も多かったのは「動画配信サービス」の17.1%だった。それにつぐのは「ネットショッピング」で13.2%、3位には「ゲーム」が続いている。
「動画アプリをインストールしている」と回答した1,235人を対象に、現在月額料金を支払って利用している定額制動画配信サービスを聞いたところ、最も利用が多かったのは「Amazonプライム・ビデオ」がダントツの28.5%という利用率を記録した。「Netflix」は11.6%を占め2位の座を確保し、3位には「U-NEXT」が3.9%で続く結果となった。
過半数のスマホユーザーにインストールされている「QRコード決済アプリ」「動画」「天気」アプリは、今やスマートフォンの「三種の神器」と称されても過言ではないだろう。今回の調査結果を参考に、お手持ちのスマホアプリを見直してみるのもよいかもしれない。
出典元: 2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第2弾【MMD研究所】
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)