Windows LiveメールをWindows 10にインストールするにはどうしたらいいのだろうか。公式のサポートが終了してダウンロードできないWindows Liveメールを入手する方法と、Windows 10へインストールする方法や注意点について解説する。
【Windows 10】「Windows Liveメール」は公式サイトからはダウンロードできない
Windows Liveメールは2017年にMicrosoftがサポートを終了している。サポート終了とともにMicrosoftの公式のダウンロードページからも削除されてしまい、現在は公式にダウンロードできる方法はない。
しかし、Windows LiveメールはWindows 10が登場した2015年にはまだ使われていたメーラーなので、インストーラーさえ入手できれば問題なくWindows 10へインストールできる。
この記事では、現在は公式からは入手できないWindows Liveメールを、入手できる場所から手に入れて、Windows 10へインストールする方法について解説する。
【Windows 10】「Windows Liveメール」インストール方法
Windows 10へWindows Liveメールをダウンロードしてインストールする方法について見ていこう。Windows Liveメールは公式サイトからの入手はできないが、現在でも配布しているサイトがある。そちらから入手すれば、Windows 10へのインストールも可能である。
【手順①】インストーラーを入手する
まずはWindows Liveメールのインストーラーを入手しよう。Windows Liveメールは、Microsoftから無償で提供されていたソフトウェアパックのWindows Essentials 2012に含まれているアプリの一つだった。2017年に完全にサポートが終了したときに、Windows Essentials 2012のダウンロードができなくなり、Windows Liveメールの入手も難しくなった。
しかし、Windows Essentials 2012を配布しているサイトがあるので、そちらへアクセスすれば、Windows 10にWindows Liveメールをインストールできる。
Windows Essentials 2012の入手は次のリンクをクリックするとダウンロードが始まる。
Windows Essentials 2012を入手する→こちら
【手順②】インストーラーを起動しWindows Liveメールをインストールする
Windows Essentials 2012のインストーラーをダウンロードしたらインストールを始めよう。
このときに警告が表示されても「実行」をクリックして続ける。
Windows Essentials 2012にはWindowsムービーメーカーなどのソフトも含まれている。すべてインストールする必要はないので製品を選択するようにしよう。
【Windows 10】「Windows Liveメール」インストールする時の注意点
Windows LiveメールをWindows 10にインストールする場合には注意点を守ろう。Windows Liveメールの注意点とは、セキュリティサポートが受けられないので、長期間の利用はとても危険であるという点である。
Windows 10でWindows Liveメールの起動はできても、サポート終了後には脆弱性の修正は行われていない。長く使い続けることには危険がある。
確認や保存する必要のあるメールだけを取り出したら、速やかにWindows Liveメールはアンインストールした方がいいだろう。また、Windows Liveメールの後継のWindowsメールへ簡単にメールを移行することもできる。必要に応じてメールをWindows LiveメールからWindowsメールへ移行しておこう。
※サムネイル画像(Image:omihay / Shutterstock.com)