Excelで引き算をする際、関数を使いこなせなかったり「時間」「日付」の引き算がうまくできずに困っていませんか。本記事ではExcelでよく使用する引き算について、基本から応用まで画像付きで分かりやすく解説します。
【基本編】Excelで引き算をする方法
まずはExcelでの基本的な引き算の計算方法について、ご紹介します。
セルに直接計算式を書いて引き算をする方法
もっとも単純なExcelの引き算は「セルに直接計算式を書き込む」もの。その例を以下の画像で解説します。
セル参照を使った引き算の方法
次はExcelでよく使用される、セル参照を使った計算方法のご紹介です。
また、セル参照の中でも「絶対参照」と呼ばれるものがあります。こちらについても解説します。
なお、絶対参照をする場合は、$マークを入力するよりも、F4キーを押せば自動で$マークが付くため、ショートカットキーを覚えておくことをおすすめします。
【応用編】Excelで引き算をする方法
ここからは、さらに実践的なExcelでの計算方法についてご紹介します。
オートフィルで複数の引き算の計算を一括して行う方法
オートフィルという機能を活用することで、何度も計算式を入力することなく、簡単に計算を実行することが可能です。その方法についてご紹介します。
オートフィルは非常に便利な機能であるため、この方法はぜひ覚えておきましょう。
SUM関数を引き算に応用する方法
SUM関数と組み合わせることで、少し複雑な計算も実行することが可能です。
今回は在庫管理表を例に挙げてご紹介します。
時間/日付の引き算を行う方法
時間や日付の形式であっても、その差を求めることが可能です。
それぞれの例をご紹介します。
引き算の計算結果を「絶対値」で表示する方法
先ほどの時間や日付の計算の時に、「計算の順番に注意する必要がある」ことについてご紹介しました。この理由は時間や日付に負の数がないため、エラー表示されてしまうことにあります。
もちろん順番に注意して数式を組み立てるのが一番いいですが、ABS関数を使うことでこの問題を回避することが可能です。
先ほどの時間の引き算の表を例に、ABS関数の使い方をご紹介します。
まとめ
今回はExcelで引き算をする方法についてご紹介しました。
基本的にExcelでは直接計算式を入力することはあまり多くないため、まずはセル参照の計算方法に慣れておきましょう。また絶対参照についても使う機会が多いため、こちらもお忘れなく。
また、Excelでは関数を頻繁に使用することがありますが、関数は組み合わせて使用することが可能です。今回ご紹介したSUM関数やABS関数の他にも、さまざまな関数が用意されているため、余裕があればその他の関数についても調べてみてくださいね!