Excelで勤務時間の管理シートなどを作成するときに、どうやって数式を組み立てるのか分からないときはありませんか?正しく計算したつもりでも、想像していた数値にならなかった経験があるかたも多いはず。
今回はExcelで時間計算をする方法について、画像付きで分かりやすくご紹介。経過時間/合計時間/終了時間など、シフト管理などに役立つ計算例を紹介します。
Excelで時間計算する方法
Excelで時間計算を行う方法を、経過時間/合計時間/終了時間の3通りに分けて紹介します。
経過時間を計算する方法
まずは出勤時間と退勤時間の差から、経過時間を求める方法についてご紹介します。
合計時間を計算する方法
勤務時間の計算ができたら、次は勤務の「合計時間」を計算してみましょう。
終了時間を計算する方法
開始時間と経過時間があれば、終了時間を計算することも可能です。計算方法をご紹介します。
【応用編】Excelで勤務時間と給与を計算する方法
応用編として、勤務時間に基づいて給与計算が可能なExcelシートの作成方法をご紹介します。
Excelでは「8:00」という数字は、数値だと「0.33…」と認識されてしまいます。この数値をシリアル値と呼びます。「0.33…」を8に変換する場合、以下の2つの方法があります。
●24をかける
●HOUR、MINUTE関数を使用する
一番簡単な方法は24をかけることです。稼働時間に24をかけた上で、時給を参照し、「時給×稼働時間」の計算を行うと支給金額が算出できます。
まとめ
今回はExcelで時間を計算する方法についてご紹介しました。
時間の計算はExcelでは使用機会が多いです。一方、特に「シリアル値」はつまずく人が多いポイント。時間計算を正しく行い、シフト表などの管理を効率化してみてくださいね。