【Windows】「Home」と「Pro」2つのエディションの違いを解説!

WindowsにはHomeとProの2つのエディションが用意されているがどのような違いがあるのだろうか。この記事では、サポートされている機能や価格、ハードウェア要件など、WindowsのHomeとProの違いの詳細について詳しく解説する。

【Windows】「Home」と「Pro」とは?

Windows 10のHomeEditionとProfessional(Image:Friemann / Shutterstock.com)

HomeEditionとProfessional、2つのエディションは何が違うのだろうか?

WindowsのPCを購入したり自作したりする場合には、HomeとProのどちらのエディションを選んだらいいのか迷うことがある。Windowsは2001年に発売されたWindows XPから、HomeエディションとProエディションの両方が販売されるようになった。また、Proエディションに複数のエディションが用意される場合もある。

Windows PCを購入するときには、HomeとProのどちらを購入するべきなのだろうか。簡単に言ってしまうと、WindowsのHomeとProの違いとは、PCを利用する目的が個人利用なのか、ビジネス目的なのかということである。

WindowsのHomeにはゲームやブラウザでのネットサーフィン、Officeソフトを使っての文書作成機能などが搭載されている。一方のWindows Proには、Homeに搭載されている機能がすべて搭載されている。さらにHomeの機能に加えて、企業や学校などの組織でファイルを共有したり、管理者が全体のPCを管理して組織内の情報流出やPCの不正利用に備えるためのセキュリティ機能が充実している。

WindowsのHomeとProにはどのような違いがあるのか、どちらを選んだら良いのか迷っているユーザーのために、さらに具体的な2つの違いについてこの記事では解説する。

【Windows】「Home」と「Pro」の違い

WindowsのHomeとProの違いとはどのようなものなのか、サポートされている機能と価格、PCのハードウェア要件の3つのポイントで詳しく見ていこう。

【違い①】サポートされている機能

Windowsの機能について

WindowsのHomeとProではサポートされている機能に大きな違いがある。Windows 11を例に、HomeとProで共通してサポートされている機能と、HomeではサポートされておらずProだけでサポートされている機能について見ていこう。

Windows 11のHomeとProでサポートされている機能は次のとおりである。

    Windows11 Home Windows11 Pro
仕事や楽しむための機能 Microsoft Edge
Microsoft Store
スナップ レイアウト
デスクトップ
Microsoft Teams
タッチ、ペン、ボイス エクスペリエンス
ウィジェット
ゲーミング
保護機能の拡張 BitLocker によるデバイス暗号化
デバイスの暗号化
デバイスを探す
ファイアウォールとネットワーク保護
インターネット保護
保護者による制限と保護
セキュア ブート
Windows Hello
Windows 情報保護 (WIP)

「ビジネスの管理と展開」には次の機能が含まれる

●割り当てられたアクセス
●動的プロビジョニング
●Azure による Enterprise State Roaming
●グループ ポリシー
●キオスク モードのセットアップ
●ビジネス向け Microsoft ストア
●MDM (Mobile device management)
●Active Directoryのサポート
●Azure Active Directory のサポート
●ビジネス向け Windows Updat

Windowsのホームでは、ブラウザの使用やストアからのアプリの入手、ゲーム、Microsoft Teamsの利用などができる。しかし、その他の企業でビジネス上必要となる強固なセキュリティや組織に関するための機能などは、WindowsではProのみがサポートされている機能となる。

【違い②】価格

WindowsのHomeとProではサポートされている機能が違うので価格にも違いがある。Windows 11のパッケージ版のHomeとProを例に、価格の違いについて見てみよう。Amazon公式でのWindows 11の価格は次のとおりだ。

  Windows11 Home Windows11 Pro
Windows11パッケージ版の価格(税込み) 19,280円 28,380円

Amazon公式でのWindows 11のパッケージ版の価格は、HomeとProでは1万円近い違いがある。現在のProの販売価格は定価よりも値引きされているようだが、Homeよりも価格が高いのは確かなことだ。

Windowsの過去のバージョンの価格を見ても、HomeとProとではパッケージ版の価格に1万円近い違いがある。

【違い③】ハードウェア

Windowsのバージョンによっては、OSをインストールできるハードウェアの要件にもHomeとProに違いがある場合がある。Windows 10の場合にはハードウェアの要件に次のような違いがあった。

対応できるハードウェア Windows10 Home Windows10 Pro
対応CPUソケット数 1 2
最大メモリ容量 128GB 2TB

Windows 10では、ハードウェア要件がHomeとProとで大きく違った。しかし、Proのハードウェア要件は個人利用では負荷のかかるグラフィックスが必要な場合でも必要となる要件ではない。個人利用で購入する場合には、あまりハードウェア要件は気にしなくてもいいだろう。

Windows 11では最小ハードウェア要件にHomeとProの違いは設けられていない。最小要件を満たしているPCであれば、HomeとProのどちらでもインストール可能だ。

【Windows】「Home」と「Pro」どちらのPCがおすすめ?

Windows11のPC

WindowsのPCを購入する場合には、HomeとProのどちらのPCがおすすめなのだろうか。HomeとProの選択は個人ユーザーと企業ユーザーとで異なる。個人ユーザーと企業ユーザーのそれぞれの場合のおすすめのエディションについて見ていこう。

・個人ユーザーの場合

個人ユーザーがWindows PCを購入する場合にはHomeで十分である。個人ユーザーでPCに大きな負荷をかける利用方法と言えば、高性能なグラフィックスが必要となるゲームや動画編集アプリだろう。こちらはOSのエディションではなくCPUとGPUの性能によるところである。Windowsのエディションとはあまり関係ない。

個人事業主や小規模オフィスでの利用でも、大抵の場合にはHomeで十分である。ただし、仮想マシンやリモートデスクトップをホストとして利用したい場合には、Proでなければ対応できない。個人利用の場合でも、この2つを利用したい場合にはProを選択しよう。

・企業の場合

企業ユーザーがWindowsを導入する場合には、PCで扱うファイルの機密性が高い場合と、組織としてPCをネットワークでつないで管理する場合にはProを選択する。Proに搭載されている主な機能は、PCの中に保存した情報を厳重に管理するための機能と、PCを組織内ネットワークに接続して、ファイルを共有したり、管理用PCですべてのPCを管理できるようにするための機能である。

企業として、高性能なセキュリティ機能や社内ネットワークに接続するための機能がPCに必要な場合には、Proを選択した方がいい。企業であっても、高度なセキュリティ機能や社内ネットワークへの接続が必要ない場合には、Homeでもいいだろう。

企業として導入するPCをどちらにしたら良いのか迷うようであればProがおすすめだ。もしも、Homeを購入後にProの機能が必要になった場合には、ハードウェア要件を満たしていればアップグレードもできる。

※サムネイル画像(Image:Friemann / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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