ディスプレイなどの設定変更時「NVIDIAコントロールパネル」が開かないことはありませんか?NVIDIAコントロールパネルが開かないときは、操作方法の見直しやソフトの再インストールで解決することがあります。本記事では原因と対処法を解説します。
NVIDIAコントロールパネルの開き方 | 右クリックメニューから開くのがおすすめ
NVIDIAコントロールパネルを開く方法の中で、もっとも簡単なのは「右クリックしてメニューから開く」です。
なお、この方法でうまく開けない場合は「タスクバー」か「コントロールパネル」から開くことも可能です。
その他の開き方 | タスクバーから開く
NVIDIAコントロールパネルはタスクバーから開くことも可能。画面右下にタスクバーに表示されているNVIDIAのアイコンをクリックすれば、NVIDIAコントロールパネルを開くことができます。
その他の開き方 | コントロールパネルから開く
コントロールパネルを開き、表示方法を「カテゴリ」に変更し、「ハードウェアとサウンド」をクリック。ハードウェアとサウンド画面の中央もしくは下部に「NVIDIAコントロールパネル」が表示されるため、クリックすれば開くことができます。
ただし、この方法は少し操作手順が多く、複雑です。先ほどご紹介した「画面右クリック」や「タスクバー」で正常に開けない場合に参考にしてください。
なお、以下記事ではNVIDIAコントロールパネルを開いた後の設定項目について詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
NVIDIAコントロールパネルが開かない時は「アプリと機能」で確認
以上の方法でもNVIDIAコントロールパネルが開かない場合、Windowsの設定にある「アプリと機能」から「そもそもNVIDIAコントロールパネルがインストールされているか」確認してみましょう。
今回はWindows 10での確認方法をご紹介します。
NVIDIAコントロールパネルが開かないときのその他の対処法
NVIDIAコントロールパネルが開かない不具合が発生している場合、以下の対処法を試みると解決することがあります。
NVIDIA ドライバをインストールもしくは更新する
NVIDIAコントロールパネルが開かないよくある原因の1つが「NVIDIAドライバーが古い」こと。その場合は更新を試してみましょう。NVIDIAドライバーを更新する方法は以下の通りです。
NVIDIAコントロールパネルを改めてインストールする
ドライバーを更新しても開かない場合、NVIDIAコントロールパネルのバージョンに問題がある可能性が高いです。一度アンインストール後、再度NVIDIAコントロールパネルを再インストールしてみましょう。
再インストールの方法は以下の通りです。
●NVIDIAドライバーダウンロードページは→こちら
Windows 10の高速スタートアップ機能を無効化する
Windows 10の高速スタートアップ機能が有効な場合、アプリの動作が不安定になる場合があるため、無効化してみましょう。高速スタートアップ機能を無効化する手順を簡単に解説します。
NVIDIAの関連ソフトウェアを再起動する
NVIDIAに関連するソフトウェア不具合があり、コントロールパネルが開けない場合も。その場合、NVIDIA関連ソフトを再起動してみましょう。
関連ソフトは「NVIDIA Display Container LS」と「NVIDIA LocalSystem Container」。以下の方法で再起動可能です。
【1】タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を開く
【2】「サービス」タブをクリックする
【3】一覧の中から「NVIDIA Display Container LS」もしくは「NVIDIA LocalSystem Container」を探し、右クリック後、「再起動」をクリックする
【3】再度「NVIDIA Display Container LS」もしくは「NVIDIA LocalSystem Containerを探し、右クリック後、「プロパティ」をクリックする
【4】プロパティが開いたら、「全般」タブの「スタートアップの種類」を「自動」に変更後、「OK」をクリックして完了です
両方のサービスが表示されていない場合は表示されているソフトのみで再起動してみてください。
まとめ | 筆者の場合は再起動すると問題解決することが多いです
今回はNVIDIAコントロールパネルが開かない場合の原因と対処法について解説しました。
筆者も、たまにNVIDIAコントロールパネルが開かないことがあります。とはいえ、ほとんどは「パソコンの再起動」で改善しています。そのためNVIDIAコントロールパネルが開かなくなった場合は、まず一度再起動。
それでも問題が解決しない場合は、本記事にて解説したようにドライバーの更新や再インストールを試してみてください。
※サムネイル画像(Image:Piotr Swat / Shutterstock.com)