今も多くのパソコンで使われているWindows 10は、2025年10月まで利用できます。しかし、すべての人が安全に使えるわけではないことはご存じでしょうか? 実は、Windows 10の「バージョン21H1」は2022年12月13日でサービスが終了してしまい、それ以降は危険な状態になってしまうのです。そこで今回は、Windows 10を今後も安全に使うにはどうしたらいいのか解説しましょう。
Windows 10「バージョン21H1」は12月13日でサービス終了!
すでに最新版のWindows 11がリリースされていますが、引き続きWindows 10も2025年10月まで継続して利用できるのはご存じでしょう。
パソコンがWindows 11のアップデートに対応していない、あるいは使い慣れたWindows 10で十分と考えている人も多いはずです。
しかし、定期的にアップデートしていないとWindows 10をずっと安全に使えるわけではありません。まずは、Windows 10のサポート状況について、こちらの記事で確認してみてください。
意外と知られていませんが、2021年5月にリリースされたWindows 10の「バージョン 21H1」は、2022年12月13日にサービスが終了されてしまい、それ以降は危険な状態になってしまいます。
【Windows 10のバージョンとサポート終了日】
・Windows 10 HomeおよびPRO(2015年7月29日)→提供終了日2025年10月14日
・Windows 10 Version 21H1(2021年5月18日)→サポート終了日2022年12月13日
・Windows 10 Version 21H2(2021年11月16日)→サポート終了日2023年6月13日
※Home/Pro/Pro EducationおよびPro for Workstationsの場合
サービスが終了されたバージョンでは、セキュリティ更新プログラムが供給されないので、ウイルスに感染する確率が高くなり、安全に利用することができなくなってしまうのです。
2022年9月15日には、Microsoft公式サイトでもWindows 10ユーザーに対して注意喚起を促していますのでご注意ください。
●Microsoft「Windows 10, version 21H1 end of servicing」→こちら
今すぐWindows 10「バージョン21H2」にアップデートしよう!
それでは、引き続きWindows 10を安全に利用するには、どうすればいいのでしょうか?
その答えは簡単です。Windows 10を最新の「バージョン 21H2」などに、アップデートしておけばいいのです。これで少なくとも、2023年6月13日まではサポートを受けられます。
●Microsoft「Windows 10 バージョン 21H2」→こちら
実際に、Windows 10「バージョン21H2」へアップデートする方法はこちらの記事で詳しく解説していますので確認してください。
まとめ
いかがでしょうか? Windows 10を長く使いたいなら、常に最新版にアップデートしておく必要があることをご理解いただけたでしょう。
ちなみに、Windows 10の最新版となる「バージョン 22H2」は2022年10月にリリースされる見込みです。リリースされたら、すぐにアップデートしておきましょう。