働き方改革で多様な働き方が推奨される現代。“在宅ワーク”や“ノマドワーカー”と呼ばれる、場所や時間に縛られない働き方を好む方も増えています。筆者もここ数年は、場所を選ばず仕事をすることが多くなりましたが、そのような中で、「持ち運び便利な軽いパソコンがあったらいいな」と思いはじめるように…。そこで今回は最近、思い切って購入した富士通の超軽量モバイルノートをご紹介します。
世界最軽量、驚きの634g! LIFEBOOK UHシリーズの魅力とは?
今回購入したノートパソコンは「LIFEBOOK WU2/F3( MS Office 2021/Win11/13.3型ワイド フルHD/Core i5/8GB/約256GB SSD)」。富士通では「LIFEBOOK UHシリーズ」と呼ばれています。LIFEBOOK UHシリーズの強みは「世界最軽量、そして超コンパクト」で、なんと一番軽いモデル「LIFEBOOK WU-X/G2」はわずか634g。およそ卵1パック分(卵10個)に相当する重さなので、老若男女問わず使えそうです。
持ち運びに便利な軽量ノートパソコンは数多くありますが、たとえば人気のスタンダードパソコン「Apple MacBook Air 13.6型」は1.24kg、「Lenovo YOGA Slim 750i Carbon 13.3型」は966gなので、634gがいかに軽いかがわかると思います。
「LIFEBOOK WU2/F3」は736gで、「WU-X/G2」と比べるとキーボードにバックライトがついている分102gほど重いですが、それでも卵1パック+卵2個分の重さ。大人であれば毎日気兼ねなく持ち運べるくらいの重量感です。
なお、75歳の母にも試しにノートパソコンを持たせてみましたが、「笑っちゃうくらい軽い」とのことでした。
また、富士通のLIFEBOOK UHシリーズは軽さだけでなく「かばんに入れていることを忘れるほどのコンパクト性」を追求するために、素材や構造をゼロから見直したそうです。その結果、前モデルよりも大幅にコンパクトにすることに成功。世界最小クラスの13.3型ノートパソコンを実現しました。サイズは307mm(幅)×197mm(奥行)×15.5mm(高さ)で、リュックやトートバッグなどにも入れやすい大きさですよ。
軽量化と堅牢性の両立
同シリーズは軽さだけでなく、“頑丈さ”も申し分ありません。製品開発にあたって、富士通は満員電車などでの圧迫や、机からの落下を想定した堅牢性試験を実施。「天板全面加圧試験」では約200kgfの圧迫を与えてみたり、落下試験では本体起動時に底面から約76cmの高さから垂直で落してみたりと、過酷な堅牢性試験をクリアしているので、安心して持ち運ぶことができそうです。
同商品は“軽さ”だけでなく、搭載しているコネクタ類が充実している点も特徴の1つ。一般的に省かれやすいポート類も備えているため、出先で「変換ケーブルがない…」といった心配もいりません。実際にコネクタ部分を見てみると、LANポートやSDカード、HDMIなどに加え、USB Type-Cコネクタも2つ搭載されていました。使い勝手のよさも十分と言えるでしょう。
実際に使ってみた感想
ネット上で購入者たちの声を見てみると、「パソコンを持って移動することが多いけど、まったく負担に感じない」「とにかく軽くて持ち運びに便利」などのコメントが続出。やはり、軽さに魅力を感じている人は多いようです。
軽さの他に、筆者が気に入ったポイントとしては、Webカメラに“シャッター機能”がついている点。物理的にカメラを隠すことができ、「うっかり会議の時に家の中が映ってしまった」ということもありません。
さらに、液晶面が“180度開く”のも嬉しいポイント。喫茶店で何人かと打ち合せをする時などに画面を開けば、すぐに資料などを見せることができます。また「LIFEBOOK WU2/F3」を外部モニターにつなぐ際、目の前にモニターがある場合でも、180度開くので視界を遮らず、大変便利です。
一方、使ってみて少し気になった点としては、画面の小ささ。現在「13.3型」しか販売されていないため、今後、もうワンサイズ上の型が発売されることに期待したいところです。またスピーカー音に関しても、そこまでよくありませんでした。動画視聴や会議などで音質にこだわりたい人は、イヤホンなどの使用をオススメします。
とはいえ、外へ持ち歩くために必要な特徴を持ち合わせているLIFEBOOK UHシリーズ。プライベートでの利用はもちろん、移動の多いビジネスパーソンにとっても役立つ製品でした。皆さんもこの「軽さ」を体感してみてはいかがでしょうか。