ChatGPTは2023年5月現在、無料プランで誰でも利用できます。しかし、この無料期間はいつまで続くのでしょうか?この記事では、ChatGPTの無料版の使い方と無料期間について解説します。
ChatGPTは無料で使える?
ブラウザ版のChatGPTは基本的に無料で使用可能。ChatGPTの開発を手掛けるOpenAIはそもそも非営利企業であり、GPT-3.5やGPT-4の過去のモデルに相当する「GPT-2」は2019年に機能限定版がオープンソースで配布されてもいます。
もっとも近年は多くの製品のソースコードが非公開化され、OpenAIは「営利企業」としての面が強まっているのは事実。とはいえ2023年現在では、無料版の提供が続いており、とくにブラウザ版のChatGPTには無料期間の定めなどもありません。
ブラウザ版:基本無料
先述した通り、ChatGPTはOpenAIでアカウント登録をすれば基本無料で、誰でも使えます。ただし、2023年5月現在、最新版のGPT-4は利用できず、GPT-3の利用となります。
API:18ドル分の無料枠が付属も使い切ると有料課金
ChatGPTのAPIとは、自分のアプリやウェブサイトにChatGPTの機能を組み込むことができるインタフェースのこと。アカウント登録とAPIキーの取得が必要です。登録後、毎月18ドル分の無料枠が付与されます。
ChatGPTの無料版への登録方法と使い方
ChatGPTの無料版への登録方法は以下の通りです。
まず、ChatGPTにアクセスします。
ChatGPTを安定して無料で使い続けるには?
ChatGPTを無料で、安定して使う方法をご紹介します。
・アクセスが集中していない時間帯に利用する
・AIチャットくんを利用する
・Bing AIを利用する
アクセスが集中していない時間帯に利用する
ChatGPTは無料で使えるということもあり、多くの人に利用されています。しかしその反面、アクセスが集中するとサーバーに負荷がかかり、生成速度が遅くなったり、エラーが発生したりすることも。そのため、アクセスが集中していない時間帯に利用することがおすすめです。
一般的にアクセスが集中する時間帯は、平日の昼間や夕方。逆に、アクセスが少ない時間帯は、深夜や早朝です。
AIチャットくんを利用する
チャットアプリ「AIチャットくん」はOpenAIのGPT-3を利用しており、無料で利用可能(無料ユーザーは利用制限あり)。ChatGPTがLINEの友だちに追加されたのと同じ感覚で利用できます。
Bing AIを利用する
Microsoftが提供しているBing AIにはGPT-4が搭載されています。2023年5月現在、Bing AIにはまだ有料版はなく、「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」の3バージョンを無料で利用可能。
まとめ
2023年5月現在、ChatGPT-3ブラウザ版は無料で使用することができ、無料期間の定めはありません。無料で利用可能なことから、利用者が多く、アクセスが集中した場合には生成速度が遅くなったり、エラーが出ることも。有料版を使用することで優先的に接続することが可能ですが、無料版で使い続けたいという方は、「アクセスが集中していない時間帯に使用する」もしくは「AIチャットくん」「Bing AI」を試してみてはいかがでしょうか。
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)