米・OpenAI社が開発したチャットサービス「ChatGPT」。昨年11月にローンチされて以来、会話形式での質問回答にのみならず、文章の生成からプログラミングまで、その高度な処理能力によって人々を驚かせ続けている。そのようなChatGPTのiOSアプリが5月18日からアメリカでリリース開始。リリースから、わずか6日間で約50万DLに迫る勢いだという。
アメリカでリリース開始「ChatGPTのiOSアプリ」
IT情報サイト「TechCrunch」によると、ChatGPTのアプリは日本を含む11カ国への配信を前に、アメリカ国内でiOS版のみをローンチ。リリースされた日から6日間ですでに50万DLに迫るという。これは、2023年と2022年に新しくリリースされたアプリでも特筆すべきスピードで、米国の元大統領ドナルド・トランプ氏がリリースしたSNSアプリ「Truth Social」につぐ勢いだそうだ。使い勝手はブラウザ版とあまり変わりがないが、外出先でも気軽に使えるようになった点が歓迎されている。
日本でも、5月26日から利用可能に
ChatGPTアプリは5月26日から、日本でも利用可能に。29日現在、対応しているのはiOS 16.1以降で、Androidには未対応。価格は基本無料だが、有料プランの「ChatGPT Plus」(月額20ドル)の利用も可。有料プランではピーク時でも優先的に利用できるほか、応答速度の向上やさらに上位の新機能「GPT-4」へ優先アクセスも可能になるという。また、Android版にも順次対応するという情報も。
29日正午現在、「仕事効率化」カテゴリのランキングで1位になっているChatGPTアプリ。これまでは、対話型AIを謳った類似アプリが散見されていたが、今回の公式アプリのリリースによって、詐欺被害などの危険性が軽減されることに期待したい。なお、ダウンロードの際にOpenAIのアカウントが必要なので、試してみたい人は登録してみよう。
引用元:【TechCrunch】
参照元:【MacRumors】
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