【ChatGPT】プログラマーの約6割「脅威を感じている」 今後の必要スキルとは?

生成AI「ChatGPT」などが大きく躍進し、さまざまな仕事が自動化される潮流が生まれつつある。株式会社ブレイバンステクノロジーズが行った調査によると、現在、ITプログラマーとして勤続している人の約6割がAIの台頭に脅威を感じていることが判明。その理由のトップとは?一方、自動化に対抗するために、対人スキルを見直すプログラマーも多いという。

AIの台頭で「プログラマーの仕事がなくなってしまう?」

約6割の人がChatGPTに脅威を感じているという(「株式会社ブレイバンステクノロジーズ」調べ)

インフラネットワークシステムの規格や設計などを行う株式会社ブレイバンステクノロジーズが、現在、ITプログラマーとして5年以上働いていて、かつ、ChatGPTを知っているという109人を対象に「AI台頭とITプログラマーに関する意識調査」を実施。「ChatGPTによって、「プログラマーの仕事がなくなってしまう」という脅威を感じていますか。」と質問したところ、「非常にそう感じる」が18.3%、「ややそう感じる」が36.7%という回答に。約6割のプログラマーがChatGPTに脅威を感じていることになる。

(「株式会社ブレイバンステクノロジーズ」調べ)

また、脅威を感じていると回答した人を対象にその理由を質問すると、「人員削減をするメリットが大きいから」が60.0%、「プログラミングの「順次」「判定」「処理」はChatGPTで自動化しやすいから」が51.7%、「ChatGPTの成長が急激だから」が41.7%という回答結果になった。そのほか「人間の情報量を遥かに上回る」や「プログラミングの知識がなくてもコードをかける」という声も聞かれた。

ChatGPTに仕事を奪われないために必要なスキルとは

(「株式会社ブレイバンステクノロジーズ」調べ)

同時に、ChatGPTの台頭によってITプログラマーが求められるスキルが上がっていると感じている人も多数いるようだ。「今後、ITプログラマーの仕事に求められるスキルが上がると感じますか」という質問には、「非常にそう感じる」が35.8%、「ややそう感じる」が53.2%という回答となり、全体の約9割に。

やはり対人スキルを重視する声が多かった(「株式会社ブレイバンステクノロジーズ」調べ)

その中で「身に着けたいスキル」については「プログラミングスキルをさらに突き詰める」に並んで、「マネジメントスキル」「コミュニケーションスキル」と回答する人が半数を占めており、生成型AIには難しいとされる、対人スキルのブラッシュアップを重視している人が多いことがわかった。ほかにも「国家資格の取得」や「語学力」などを挙げる回答者もおり、AIに仕事を奪われないために、ITプログラマーたちが日々、研さんを積んでいる実情が調査かうかがえた。

出典元:【株式会社ブレイバンステクノロジーズ/PR TIMES
出典元:【braVance engineering

※サムネイル画像(Image:TY Lim / Shutterstock.com)

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