シナジー株式会社が運営するネット回線の情報サイト「ネット回線の学校」は2023年6月8日~11日、自宅でPCを利用する方を対象に利用しているネット回線に関する実態調査を実施。1139件の回答を得た。今回はその調査結果をご紹介していこう。
利用者圧倒的ナンバーワンは光回線!
まず、「自宅のPCを利用する際の主なネット環境」についての調査結果からご紹介していこう。圧倒的な差を付けてトップに輝いたのは、74.5%もの人が利用していると回答した「光回線(光回線からWi-Fiルーター経由も含む)」だった。高速・大容量の5G回線が拡大する近年、人々がネットを選ぶ上で最も重要視するのは、やはり速さだったようだ。
ついで、第2位が「Wi-Fi回線(モバイルWi-Fiルーター、ソフトバンクエアーなどのホームルーターなど)」で18.1%。以降、第3位「テザリング」2.5%、第4位「その他」3.4%。そして第5位には、自宅でPCの利用はあっても「ネットに接続しない」というケースも1.5%とわずかなからあることがわかった。
続いて、回線の種類を問わず「自宅のネット回線に満足しているか?」と尋ねたところ、最も多かった回答は「満足している」で58.2%。実に6割近くもの人が、充実したネットライフを送っているようだ。続いて多かった回答は、「どちらとも言えない」で23.3%。そして「不満である」が18.5%と続いた。普段は特段、不便に感じていなくとも、たまに起きるネット回線に接続できないトラブルなどにモヤっとした経験がある人も少なくないのかもしれない。
光回線の満足度が最高!
さらに、「各回線別の満足度」についての調査結果もご紹介していこう。光回線を自宅の主なインターネット環境としているケースの満足度調査では、「満足」と回答した人は61.7%だった。これをWi-Fi回線(モバイルWi-Fiルーター、ソフトバンクエアーなどのホームルーターなど)の満足度51.0%、テザリングの満足度34.5%という数字と比較すると、光回線の利用者の満足度がいかに高い水準であるかはおわかりいただけるだろう。
スマートフォンが高速化、大容量化するなか、テザリングを自宅のネット回線として利用する人も増えてきているようだが、満足度が低いことや、今回の調査で不満を訴える割合が最も高かったことから、まだ自宅PCのインターネット回線として利用するには、まだまだ、不十分な点も多いのかも。
これらの調査結果から、ネット回線の接続をする場合、現状では光回線を選択するのが安牌と言えそうだ。
出典元:【ネット回線の学校】