「ストックフォトサイト」をご存じだろうか。写真素材を取り扱うサイトで、人物や風景、日常のシーン、さらには誰が使うのかわからないようなマニアックな構図までさまざまだ。プロ並みのハイクオリティな写真がそろうストックフォトサイトは複数存在し、WEBサイト制作などを行うクリエイターそれぞれに、お気に入りのサイトがあるはずだ。群雄割拠の業界における、現在の人気ナンバーワンに迫る調査結果が発表された。
ユーザー支持率トップは「PIXTA」! 「Adobe Stock」が僅差で2位
7月27日に写真・動画に関する情報メディアを運営するケーエスは、「使っているストックフォトサイト」をテーマとしたアンケート調査結果を発表した。日本のストックフォトサイトユーザー101人を対象にしている。
35票で1位に輝いたのは「PIXTA(ピクスタ)」だ。写真だけでなく、イラストや動画、音楽素材など幅広く取り扱うマーケットプレイスで、素材を掲載するにあたり厳正な審査を行うことでも知られている。選りすぐりの素材は8000万点以上にものぼり、一度購入すれば、さまざまな用途で使用可能なロイヤリティフリーを採用している点もユーザーに支持されているだろう。
当調査の回答者からは「使いやすいのはもちろんですが、顔や人物の素材が品質が高いものが多い」「人物写真でも肖像権許諾ものばかりで、気軽に素材活用できるのが良くて利用している」といった声が集まった。2023年7月には画像定額制プランに月20点プランが新登場し、小単位からより使いやすくなった。有名ストックフォトサイトとしての地位に満足することなく、ユーザーのニーズを汲み取り続けたサービスを展開しているのだから人気もうなずける。
2位は31票の僅差で「Adobe Stock(アドビストック)」がランクイン。PhotoshopやAdobe Illustratorなどクリエイティブツールを手掛けるアドビが提供するストックフォトサービスには、「Adobeの製品を使っているとAdobeStockを利用できるのでそのまま使っている」「ロイヤルティの関係と写真数のストックの多さが豊富で、アドビのソフトで使いやすい」といった同サイト特有の支持理由が集まった。
「PIXTA」人気は日本企業だから? 世界的ストックフォトサイトを上回れる要因とは……
当調査で明らかになった「PIXTA」人気。「Adobe Stock」や、3位の「Shutterstock(シャッターストック)」は、世界をまたにかけるサイトであり、素材数・クオリティも好評のようだ。それでも「PIXTA」に支持が集まったのは、日本企業ならではの「使いやすさ」が効いていることが関係する。日本国内のユーザーが素材を探しやすいインターフェース、日本人の人物写真の品質の高さという特長は、効率的に素材をピックアップしたい国内ユーザーにとっては、他サイトでは得難い価値なのだ。
売上アップ・認知アップを目指しWEBサイトのリニューアルを図りたい企業にとって、来訪者の目をひくビジュアル素材には妥協したくないところだ。ちょうど検討中のユーザーには、「PIXTA」をはじめとした、ストックフォトサイトのなかから用途に合った素材を見つけてほしい。
出典元:【ストックフォト(レンポジ)サイトのおすすめ9社比較まとめ】
出典元:【PR TIMES 1 / 2】
参照元:【PIXTA】
※サムネイル画像は(Image:「PIXTA」公式サイトより引用)