利用ユーザーの平均年齢が34歳まで上昇しているというTikTok。視聴層が幅広くなったことで、SNSマーケティングにTikTokを活用する企業が増えているという。株式会社LIFRELLがTikTokを利用している企業100社に「企業のTikToker活用についてのアンケート調査」を実施。その結果、TikTokerに案件依頼を行った企業のリアルな声が聞こえてきた。
企業のTikToker活用についてのアンケート調査
SNSマーケティングにTikTokを活用する企業が増えている。もともと、10代やZ世代がショート動画の投稿や視聴を楽しむツールだったが、現在のTikTokユーザーの平均年齢は34歳まで上昇していて、年々上がっているという。従来のターゲットよりも幅広いユーザーが視聴するようになったことから、さまざまなビジネスシーンで、TikTokを活用した集客が行われるようになった。
そこで、株式会社LIFRELLがTikTokを利用している企業100社に「企業のTikToker活用についてのアンケート調査」を実施。2023年5月26日にアンケート調査で実施された調査では、72%の企業が、自社でTikTokを運用していることが判明した。残る約3割の企業は、TikTokの広告運用会社に業務を委託していることも同時にわかった。
TikTokerに企業案件を依頼したことがある企業は約7割
「TikTokerに自社の企業案件を依頼することに興味があるか」という質問に対しては、約8割の企業が「ある」と回答。さらに、68%の企業が実際に、TikTokerに自社の企業案件を依頼した経験があると回答した。案件を依頼するTikTokerについては「フォロワーの数」を重視している企業が33%、「TikTokerが案件に慣れていること」を重視している企業が24%などの回答が並んだ。TikTokerの影響力や、PR案件に慣れているかどうかを判断材料にしているようだ。
実際に、TikTokerに自社の企業案件を依頼した結果についても調査。すると、「バズった」と回答した12%の企業を含め、「効果があった」と実感した企業は全体の77%にものぼることが判明した。これらの調査から、アンケートを実施したLIFRELLは「TikTokerを活用した自社の企業案件については、『フォロワーが多くPR案件に慣れている』TikTokerを選べば、比較的高い確率で効果が得られる」と分析。自社にあったTikTokerを選出することがカギになりそうだ。
出典元:【株式会社LIFRELL】
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