スマホはもちろん、パソコンやゲーム機などネット環境必須の端末が、家の中に複数あるのは今や当たり前。そうなると、家の中のどこからでもワイヤレスで接続できる「Wi-Fiルーター」も、なくてはならない一台だろう。
上限は1万2千円程度。低~中価格帯のWi-Fiルーターに人気が集まる
rentryが運営する商品比較・レビューサイト「Picky’s」で、Wi-Fiルーターを購入した・購入したいと考えている20代~70代までの男女220名を対象にアンケート調査を実施した。
「Wi-Fiルーターを選ぶ上でのポイント」として最も多かったのが「価格」。2位には「対応範囲」が入り、3位には「メーカー」、「レビューや口コミ」が同率で並んだ。Wi-Fiを購入したいと思った動機について尋ねてみると、「家族全員で高速通信を利用したいと思ったから」や「今、使っているルーターだと、家の端でスマホやタブレットでネットを見ているときに、Wi-Fiが届いていない事があるため」と、無線が届く対応範囲などの機能面を挙げる人も多かったものの、実際に選ぶ際に、まず気になるのは、やはり“お値段”ということになりそうだ。
何より、まず気になる「価格」だが、実際に購入したor購入予定のWi-Fiルーターの価格帯として、一番選ばれていたのは「5千円~7千円」だった。2位は「7千円~1万円」、3位は「1万円~1万2千円」となっており、低~中価格帯に位置する機種が人気のようだ。ある程度の機能性も兼ね備えつつ、なるべく安いものを、と考えた場合の自然な結論ともいえるだろう。
なお、「対応範囲」について尋ねたところ、「戸建対応」が69.06%、「一人暮らし向け」が30.91%となっている。
豊富な製品ラインアップも魅力か? 定番の「BUFFALO」が圧倒的支持を獲得
また、Wi-Fiルーターのタイプは、「中継器(デュアルバンド同時接続)」が最も多く、2位は「中継器(シングルバンド接続)」、3位「メッシュWi-Fi」という結果に。全体の約8割が、Wi-Fi電波を屋内の隅々まで届けられる中継器として、新たにWi-Fiルーターを購入・購入予定であることがわかった。また、全体の約5割は、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に利用できる、デュアルバンド同時接続のタイプを選んでいた。
これらの結果を踏まえ、それでは実際に、どのメーカーのWi-Fiルーターを購入・購入予定なのだろうか。アンケートの結果は、「BUFFALO」が他を圧倒。2位の「NEC」の5倍近い支持を集めた。NECはもちろん、3位「TP-Link」、4位「ELECOM」もいずれもメジャーだが、今回の調査ではBUFFALO(バッファロー)に大きく水をあけられた形に。知名度の高さに加え、製品ラインアップが充実している点で、幅広い層から選ばれたのかもしれない。
出典元:【Picky’s】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」公式サイトより引用)