Windows 11で画面の指定範囲だけをスクリーンショットする方法! Snipping Toolの使い方を解説

画面の一部だけをスクショしたいときは「Snipping Tool」を使ってみよう!

全画面やアクティブウィンドウではなく、画面の一部だけをスクショしたいときは、「Snipping Tool(スニッピング ツール)」がオススメ。これなら、画像の指定した範囲だけをサクッとスクショすることができるのです。

Snipping Toolは、キーボードで「Win」+「Shift」+「S」キーを同時に押せば起動できますし、「設定」の「すべてのアプリ」のなかから「Snipping Tool」を選択すれば、直接アプリを起動することもできます。

Snipping Toolの起動方法

Snipping Toolの起動方法1

Snipping Toolは、キーボードで「Win」+「Shift」+「S」キーを同時に押しましょう。画面が暗くなって上部にミニツールバーが表示されます

Snipping Toolの起動方法2

Snipping Toolは、タスクバーの「スタート」ボタンでスタートメニューを表示して「すべてのアプリ」のなかから「Snipping Tool」を検索して起動することも可能です

Snipping Toolが起動するとデスクトップ画面が暗くなり、画面上部にミニツールバーが表示されます。

デフォルトでは「静止画」の「四角形」に設定されているので、そのままマウスでカーソルをドラッグして範囲を指定したら、指を離しましょう。

これだけで、指定範囲のみがスクショされ、自動的に画像ファイルが保存されます。このとき、画面右下にスクショの通知が表示されるので、確実にスクショされたことが分かりますよ。

●Microsoft「Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする」は→こちら

Snipping Toolで範囲指定してスクショを撮る手順

Snipping Toolで範囲指定してスクショを撮る手順1

Snipping Toolが起動すると画面上部にミニツールバーが出現します。デフォルトでは「静止画」の「四角形」に設定されていますので、そのままスクショしたい範囲をマウスで指定しましょう

Snipping Toolで範囲指定してスクショを撮る手順2

マウスでカーソルをドラッグしてスクショ範囲を指定したら、指を離します

Snipping Toolで範囲指定してスクショを撮る手順3

すると、指定範囲だけがスクショされ、画面右下にスクショの通知が表示されます

Snipping Toolでスクショした画像ファイルは、エクスプローラー(ファイル・アイコン)を開いて「ドキュメント」→「ピクチャ」→「スクリーンショット(Screenshots)」フォルダを探してみましょう。ここに「PNG」形式で保存されているはずです。

Snipping Toolでスクショした画像ファイルの保存場所

Snipping Toolでスクショした画像ファイルの保存場所

タスクバーの「エクスプローラー」を起動し、「ピクチャ」→「スクリーンショット」フォルダを開くと、このなかに先ほどスクショした画像ファイルが保存されています

ほかにもある! Snipping Toolでのスクショ方法

Snipping Toolで表示されるミニツールバーのスクショでは、「四角形」「ウィンドウ」「全画面表示」「フリーフォーム」の4種類が選択できます。

ほかにもある! Snipping Toolでのスクショ方法

Snipping Toolでのスクショは、範囲指定を「四角形」「ウィンドウ」「全画面表示」「フリーフォーム」の4つから選ぶことが可能です

デフォルトは先ほど紹介した「四角形」で、スクショする範囲を四角形で指定できます。また、「全画面表示」はデスクトップ全体をスクショするモードになります。

次に、「ウィンドウ」は開いているウィンドウ(Chromeやエクスプローラー画面など)をマウスで指定することで、そのウィンドウだけがスクショされるようになっています。

「ウィンドウ」でスクショ範囲を指定する手順

「ウィンドウ」でスクショ範囲を指定する手順1

ミニツールバーで「ウィンドウ」を選択後(上写真)、マウスでアクティブウィンドウを選択すると、すぐにスクショが実行されます(下写真)

また、「フリーフォーム」はマウスで自由な形を描いて切り抜くモードとなっていますが、日常ではあまり使う場面がないかもしれませんね。

「フリーフォーム」でスクショ範囲を指定する手順

「フリーフォーム」でスクショ範囲を指定する手順1

ミニツールバーで「フリーフォーム」を選択後(上写真)、マウスで自由に図形を描くと、その形で切り抜いたスクショが撮れます(下写真)

なお、左から2番目の「ビデオカメラ」アイコンは動画の録画ボタンになっており、デスクトップ画面を動画として記録できます。これは自分のゲームのプレイ画面やパソコンのチュートリアル動画などを作成するときに便利な機能。

もちろん、著作権保護機能のある有料動画配信サイトのコンテンツなどを録画しても、画面が黒くなって録画できません。

デスクトップ画面を録画する手順

デスクトップ画面を録画する手順1

ミニツールバーで「録画」ボタンを選択したら(上写真)、次にキャプチャ範囲を指定。画面上のミニツールバーで「スタート」を押せば録画が始まります(下写真)

デスクトップ画面を録画する手順2

録画終了後に自動的にプレビュー画面が表示されるので、画面右上の「フロッピーディスク」アイコンを押せば、MP4形式でプレビュー中の動画を保存できます

まとめ

いかがでしょうか? 今回はWindows 11の画面をスクショする方法をいくつか紹介しました。スクショといっても、これだけのバリエーションがあることを知らなかった人もいるかもしれませんね。

また、Snipping Toolを使えば、デスクトップの全画面だけなく範囲指定やアクティブウィンドウのスクショも簡単にできますし、デスクトップ画面を動画として録画することも可能ですので、ぜひ、一度試してみてください。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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