数時間単位で1回限りのアルバイトができるスポットワーク。副業を解禁する企業が増え、仕事後や休日のスキマ時間にスポットワークで働く人が増えてきている。さまざまなスポットワークサービスがあるが、どれが一番人気なのだろうか。また、どれくらいのスキマ時間で働くのだろうか。今回は、スポットワークサービスに関する調査結果を紹介しよう。
メインで利用しているスポットワークサービス、タイミーが1位に
MMD研究所は、2024年9月18日~19日、スポットワーク利用経験のある18歳~69歳の男女500人を対象にインターネット調査を実施した。
利用したことがあるスポットワークサービスについて聞いたところ、「タイミー(38.4%)」が最も多く、次いで「シェアフル(22.0%)」、「LINEスキマニ(15.4%)」だった。また、現在メインで利用しているスポットワークサービスについても質問すると、1位から7位までの順位はほぼ変わらなかった。「タイミー(30.6%)」が「シェアフル(9.4%)」に21.2ポイント差をつけトップとなったが、なぜタイミーの利用が多いのだろうか。
「スポットワークを選ぶ際に重視していること」について質問すると、「勤務時間の柔軟性(38.8%)」「求人の多さ(36.2%)」「即日払いがある(34.6%)」「アプリの使いやすさ(34.2%)」が回答として挙げられた。スポットワークサービスの中でも大手といわれる「タイミー」は、最短1時間から当日働けたり、資格を活かせる業種があったり、勤務終了後即日振込があったりと、選ばれる条件が揃っているのだろう。
スポットワーク1回の平均業務時間は2時間以上3時間未満が最多
どのスポットワークサービスがよく利用されているのかがわかったが、スポットワーク利用者はどれくらいのスキマ時間で働くのだろうか。「スポットワークでの1回の平均業務時間」について聞くと、「2時間以上3時間未満(21.2%)」が最多だった。次いで「3時間以上4時間未満(20.0%)」「4時間以上5時間未満(17.6%)」となった。一般的な社会人であれば、本業を終えた後でも対応が可能な時間だろう。
また、「スポットワークサービスの利用頻度」についても質問すると、最も多かったのが「週に1回程度(17.0%)」で、次いで「月に2回~3回程度(16.4%)」「週に2回~3回程度(14.2%)」だった。週に1回程度の利用でも月1万以上プラスになると考えると、お小遣い稼ぎには十分だろう。
スポットワークサービスを利用する際、アプリをダウンロードしてみないと求人がわからないものが多いため、興味がある人はまずはタイミーで確認してみるのがおすすめだ。
出典元:【MMD研究所】
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