Zoom会議ですっぴんや汚部屋見せられない! 美肌モードで肌補正やバーチャル背景を設定する方法

人の目を気にしなくていいテレワーク(在宅勤務)は普段の自分のままで仕事をできるのがメリットのひとつ。ただし、ビデオ会議については話は別。すっぴんや汚部屋が見られてしまいそうで不安!という人もいるだろう。もし「Zoom」で会議をするなら、肌補正やバーチャル背景を利用するのがおすすめだ。

美肌モードをオンにしてお肌のシミやシワを隠す

 在宅勤務では着の身着のままでいることが多い。通常のデスクワークするだけならそれで問題はないが、ビデオ会議のときはそのままというわけにはいかない。女性の皆さんが特に気になるのは「メイク」ではないだろうか。
 ビデオ会議のためだけにしっかりメイクするのは面倒。とはいえ、すっぴんのままではお肌のシミやシワが見られてしまう。突然ビデオ会議を振られて「化粧をする時間がない!」ということもあり得るだろう。
 ビデオ会議にZoomを使っているなら、「美肌モード」をオンにしておくのがおすすめ。この機能は、シミやシワをボカしてくれるもので、しっかりとメイクをしなくてもある程度のフォローが可能だ。初期設定ではオフになっているので、あらかじめ機能をオンにしておくといいだろう。

ビデオ会議の画面を開いたら、画面右下の「詳細」をタップする

メニューが表示されるので、「ミーティング設定」をタップする

「外見を補正する」をオンにする。これで美肌モードが有効になった

背景をバーチャル背景にして部屋を隠す

 ビデオ会議で男女問わずに気になるのが「部屋を見られてしまう」こと。どんなに部屋を片付けても、どんなにカメラの角度に気をつけても、乱雑とした部屋が映り込んでしまう可能性はある。
 そこで使いたいのが、Zoomの「バーチャル背景」だ。その名のとおり、指定した素材を背景にできる機能で、自分の部屋を簡単に隠すことができる。いったん設定すれば、次の会議でもその背景のままになるので、会議が始まる前に設定しておくのがおすすめだ。
 また、ビデオ会議の普及にともない、国内外の映画会社や製作スタジオ、ゲーム会社などがバーチャル背景に利用できる素材を提供している。好きな作品の背景を設定しておけば、ビデオ会議がより楽しく行えるだろう。

ディズニー&ピクサー、マーベルスタジオなど、国内外の映画会社や製作スタジオがバーチャル背景用の素材を提供している。Twitterの公式アカウントから入手できるので、Twitterで会社名や作品名などで検索してみよう

映画会社だけでなく、任天堂やアトラスのようなゲーム会社も素材を提供中だ。同様にTwitterの公式アカウントからバーチャル背景を入手できるので、好きなゲーム作品で検索してダウンロードしておくのがおすすめだ

Zoomのビデオ会議の画面を開いたら、「詳細」→「バーチャル背景」の順にタップする

画面下部にバーチャル背景に設定できる画像が表示されるので、使いたいものをタップすれば背景が設定される。ダウンロードした画像など、別の画像を設定したい場合は「+」をタップする

バーチャル背景に設定したい画像を選択し「完了」をタップする

選択した画像が背景に設定される。バーチャル背景をやめたいときは「None」をタップすればよい

ビデオ会議で不用意にプライベートが表示されるのでは避けたいところだ。Zoomには、今回紹介したようにプライベートを隠す機能が簡単に利用できるので、ビデオ会議をするときはぜひ活用していただきたい。

※サムネイル画像(Image:Julio Ricco / Shutterstock.com

文=岩渕茂/フリーライター

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