一般的に3MB以上のデータをメールに添付して送ると、相手はダウンロードするのに時間がかかって迷惑となる。そこで、おすすめしたいのが「ギガファイル便」だ。これなら1ファイル200GBの大容量データでも無料で相手に送ることができるぞ!
メールに3MB以上のデータを添付するのはマナー違反!
アナタはメールに大容量データを添付して、相手にイヤな顔をされたことはないだろうか? ネット環境にもよるが、一般的に3MBを超えるような大容量データを添付すると、相手は受信するのに時間がかかってイライラすることになる。会社でこれをやると“非常識なヤツ”と思われるので注意しよう。デジカメで撮った写真でも、最近は1枚5~10MB程度あることも珍しくないので、基本的にメールに添付できるのはWordやExcel、PDF程度の小容量データだと覚えておこう。ちなみに、添付できるファイル容量は、Gmailでは1通あたり25MB、OCNでも100MBとされており、それ以上のデータはエラーとなって正しく送れない場合もあるのだ。それでは、3MB以上の大容量データをネットで送るにはどうすればいいのだろう?
筆者がおすすめしたいのは「ギガファイル(GigaFile)便」というファイル転送サービスである。何しろ1ファイル200GB(20万MB)まで送信可能で、200GB以上のデータでも複数に分割すれば送信できる。しかも、ギガファイル便は会員登録も不要で利用料も無料なのである。
【ギガファイル便の特徴】
(1)会員登録不要のWebサービス
(2)利用料金は無料
(3)1ファイル200GBまでOK
(4)分割すれば200GB以上でも送れる
(5)ファイルの保存は最大60日間
ファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK!
それでは実際にギガファイル便にデータをアップロードして送ってみよう。まず、1ファイル200GB以下のデータをギガファイル便の画面にドラッグ&ドロップしてアップロードする。アップロードが完了したら、アップロード先のURLをコピーしよう。このURLをメールに貼り付けて相手に送ればOKだ。このとき、相手がギガファイル便を知らない可能性もあるので、「ギガファイル便で送りました」と説明文をつけたほうがよいだろう。また、複数のファイルを送るときは、ひとつにまとめることも可能だし、流出するとまずいビジネスデータならパスワードを設定することもできる。なお、ギガファイル便は最大60日まで保存可能だが、相手がダンロードしたことを確認後すぐに削除しておいたほうが安全だろう。
いずれにせよ3MBを超えるデータはメールに添付せず、ギガファイル便のようなファイル転送サービスを利用しよう。ただし、会社によっては独自に転送サービスを用意している場合もあり、このような外部の転送サービスの利用を禁止している場合もある。ビジネスで利用するときは必ず上司に確認したほうがよいだろう。
●ギガファイル便(公式)は→こちら