オフィスワークからテレワークへと労働環境が変わり、自宅での作業やメンバーとのネットを介してのやりとりに、多くの人がやっと感覚が慣れてきた頃だろうか。だがその中にはオフィスワークの頃と比較して、「なんとなく集中力が発揮しきれずに仕事の効率・クオリティが落ちている」と感じる人もいるのではないだろう。
今回は、テレワーク上級者の行う実践的なルーティンを5つ紹介。優秀な人材のノウハウを学び、自らの成長に結びつけていってほしい。
一日の計は早朝にあり
ルーティンを取り入れる前に、まずは仕事に不必要な本やテレビなど、仕事場の周りにある誘惑の排除・封印からスタートしよう。集中力を奪うアイテムを極力切り離しておくことで、ルーティンの効果を最大限に高められるだろう。
【実践的ルーティン】
1.起床時間を固定する
極論すれば始業の直前まで寝ていられるテレワークだが、ダラダラと起きてくる男はデキる男とは言い難い。時間を決めてスパッと起きる習慣を身に着けたい。
起床時間は、オフィスワークをしていた頃と同じ時間にするとなお良いだろう。通勤に使っていた時間を、ランニングをしたりゆっくり朝食を摂ったり、心身ともに充実させる時間に充てることでバリバリ仕事をこなす原動力にもなるはずだ。
2.一日のToDoリストの作成
業務のはじめにやるべきことの棚卸しと所要時間を設定して、その日のスケジュールを立ててしまおう。このルーティンの肝は終了時間を決めること。制限時間の存在が集中力を高め、ダラダラとした作業で効率を落とすことも無くなるはずだ。
また、タスクのボリュームが見えることで、唐突な飛び込み案件がやってきたときにも慌てずに対処しやすい点もメリットだ。
オフもしっかり充実させよう
3.必ず昼休みを取る
スケジュールを立てる際には、昼休みの時間もしっかり確保しておこう。また、PCの前で食べるのではなく、仕事とは切り離された場所で休憩してほしい。仕事環境から離れて休息を取ることで、オンオフのスイッチを切り替えて休憩の効果を最大限に高めることができる。自宅を出て近所の飲食店などに行くのも効果的だ。
4.“帰宅”する
「自宅で仕事しているのに“帰宅”とは?」と思うかもしれないが、仕事を終えたら一度家を出て、近所をグルっと回ってきてから“帰宅”してほしい。オフィスワークのときから身に染み付いている時間をかけての通勤で、仕事モードをオフにする儀式のようなものだ。張り詰めていた緊張感を和らげることができるだろう。
5.仕事後に予定を入れる
以前も仕事終わりに、飲みにいく・ジムに行く・映画を見るなどプライベートの予定を入れることはあっただろう。それと同じく「今日は仕事終わりに○○をする」と予定を決めておくことで、「何がなんでも時間までに仕事を終える」という集中力とモチベーションが生まれるはずだ。
この予定は自宅にいて一人でできることでも構わない。しっかりとリフレッシュして、次の日の仕事のやる気につなげてもらいたい。
テレワークでは、普段より時間があるように感じられて仕事が間延びしがちだ。だからこそ、“時間”に着目したルーティンを自分に課して、集中力を高めて案件を片付けていこう。無数の案件をバリバリこなして、デキる男の称号を手に入れてほしい。
参照元:在宅勤務でダラダラしないための必須ルーティン【lifehacker】