働き方改革が提唱される中、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速にテレワークが普及した。テレワークに欠かせないのがWeb会議だろう。Web会議を行うために、「Zoom」や「Microsoft Teams」、「Google Meet」、「Slack」など多彩なWeb会議ツールが存在している。中でもZoomは「Zoom飲み会」と称されるほど幅広い人気を持つツールである。
今回は、そんなZoomが年末年始にかけてユーザーに対し粋な計らいを実践するというニュースをご紹介したい。
Zoomはやはり最高のWeb会議ツール!?
今後もZoomにお世話になりそうだ
今回の年末年始、あなたはどうお過ごしだろうか？せっかくの休みなのだから実家に帰省する人もいるだろう。しかし、現在は新型コロナウイルスの「第3波」とも言われている時期。今までのように自由に友人たちや親戚と顔を合わせることは難しいかもしれない……。そんな中、Zoomは離れた友人や親戚と顔を合わせて話したり、お酒を飲んだりを可能にするツールであり、年末年始もユーザーは多いだろう。
そうした年末年始の需要の増加を見込んで、Zoomがある画期的な決断を下した。もともと無料ユーザーだと4人以上でのWeb会議は毎回40分間までに制限されていたZoomだったが、12月17日（木）午前10時から12月19日（土）午前6時まで、12月23日（水）午前10時から12月26日（土）午前6時まで、12月30日（水）午前10時から1月2日（土）午前6時までの期間に限りなんと時間制限を設けないと発表したのだ。これで年末年始も楽しく過ごせるユーザーが増えることは間違いないだろう。
Zoom以外で飲み会をする人をあまり見ないような……
今回のZoomの時間制限解除の理由は「特別な日だから解除する」というなんとも粋な計らい。さらに、Web会議に時間制限を設けない特別な日が #ZoomTogether の名のもとに、今後何度か予定されているそうだ。
企業であれば本来は“繁忙期”となる年末年始は書き入れ時のはずで、一時的な有料会員の増加も期待してしまうことだろう。しかしさすがはユーザー第一でサービスを構築していったZoomといったところか。最近では、誰でもZoomにアクセスできることを利用した「Zoom爆弾」の犯人を「削除」で追い出すことができる機能がZoomに追加されたばかり。これによりユーザーの安心感が増したことは言うまでもない。
常にユーザーが利用しやすいようなサービスを心掛けているZoomに対し、SNS上では「Zoom太っ腹！」「本当に良いツールだと思う」と称賛するコメントが多く上がっていた。
今後も人気を集めていくだろうZoomの次なるサービスに注目していきたい。
参照元：Zoomが年末年始の時間制限を解除！ 離れている家族や友だちと楽しく過ごそう【lifehacker】
※サムネイル画像（Image:Primakov / Shutterstock.com）