加速度的に進化を続ける情報社会で、世界的企業のGoogleの存在感は年を追うごとにどんどん大きくなっていることは、読者のみなさんも実感しているのではないだろうか。日本語でも「Webで検索する」ことを企業名にかけて「ググる」と呼んでいるように、もはや私たちの日常生活でGoogle無しの生活は成り立たないと言えるレベルにまで浸透してきている。
今回はそんなGoogleの影響力や、Googleが目指す未来のカタチをご紹介していきたい。
世界中の情報へのアクセスを可能にするGoogle
アメリカの誇る4大IT企業“GAFA”の一角にも名を連ねるGoogleは、様々なインターネットサービスを提供する大企業だ。1998年の創業時から掲げられている「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」というミッション(使命)を実現するため、日夜サービスの利便性を高める努力を続けている。
Googleの代名詞でもある検索機能はもはやHPの情報だけでなく、地図と連動させた検索や画像・動画検索すらも可能にしていることは読者のみなさんもご存知のことだろう。近年は「Googleアカウント」からオンライン上でファイルを共有できる「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」といった機能を使いこなすスキルはサラリーマンの必須スキルと言っても過言ではない。
そんな進化を続けるGoogleの姿勢に対して「Google はなぜユーザーに断りもなく、変更ばかりするのか?」という疑問がとあるユーザーからあがったという。曰く、「気がつくと勝手にアイコンが変わっていたり、機能が追加されていたりして大変迷惑」というのだ。
この質問に“Google最高位パートナー”とも呼ばれ「Google認定トレーナー」「Google Cloud Partner Specialization Educatio」の資格を持つ平塚知真子氏は、前述のGoogleのミッションを紹介しながら「現時点で最先端、最善のテクノロジーを搭載したサービスを常に提供するため」であると答えていた。つまり、より使いやすくより正確なサービスを提供するため変化を続けているし、今後も変わっていくのが既定路線のようだ。
2020年にはテレワークの普及でWeb会議システムの「Google Meet」が注目を集めた。Googleの知名度と世界的に知られたIT企業としての信頼感から、同じアメリカのMicrosoftが提供する「Microsoft Teams」とともに、セキュリティの高さが求められるビジネスシーンのWeb会議等で重宝されている。2021年も、世界的に進む社会のデジタル化をけん引していく企業としてGoogleの進化に注目していきたい。
参照元:Google が勝手気ままに進化し続ける理由【ダイヤモンド・オンライン】