いま働いている会社で“地方勤務”を命じられたとしたら、あなたはどこで働きたいだろうか。家族や友人と会いにくくなるなど、ネガティブなイメージもある地方勤務だが、「会社のお金で住んだことのない土地で暮らせる」と考えればそう悪いものでもない。今回は、「エン・ジャパン株式会社」が調査した、地方勤務で働きたい都道府県ランキングについて解説していく。
地方勤務で働きたい都道府県ランキング、第3位は長野県
エン・ジャパンの「地方で働くこと」に関するアンケート調査によると、回答者の4割が「地方で働くことに興味がある」と回答。「地方ですでに働いている」と回答した人は2割で、全体的に地方で働くことに抵抗が少ない人が多いことがわかる。さらに「地方で働くことに興味がある」と回答した人を対象に、具体的に働きたい都道府県を聞いたところ、以下の結果が明らかになった。
地方勤務で働きたい都道府県、第3位に選ばれたのは「長野県」。山国として知られる長野県は、山地が総面積の80%以上を占める自然豊かな街。冬は雪が降る地域も多いが、夏は湿度が低くて過ごしやすいため避暑地としても有名だ。8つの県に囲まれており、東京や名古屋など都市圏へのアクセスも良好。「田舎暮らしの本」(宝島社)が選ぶ「移住したい都道府県ランキング」では15年連続で1位を獲得したこともあり、田舎と都会のバランスがとれた県と言えるだろう。
第2位は「北海道」。雄大な自然と海の幸に恵まれた北海道は、観光地としても人気の高いスポット。都会的な道央エリアや異国情緒あふれる道南エリア、自然の美しさを堪能できる道北エリアなど、地域によって気候も風土も大きく異なるため、数年間住んでいても飽きなさそう。面積が断トツで広いため家賃が安いのも嬉しいポイントだ。
そして第1位に選ばれたのは「福岡県」。博多ラーメンやもつ鍋、明太子など、とにかくおいしいものが多い福岡。激戦区なだけあってどこも“うまくて安い”が徹底されており、食べることが好きな人にとっては最高の街だ。また、博多美人という言葉があるほど綺麗な人が多い地域としても知られている。今田美桜や橋本環奈など、今をときめく若手女優も福岡出身だ。おいしいものと美人に囲まれる生活ならば、地方勤務でもどんと来い、である。
当然ながら地方勤務は、その会社の支社がある地域にしか行くことはないだろう。もしこの3つのエリアに支社を持つ会社に勤めている読者の方がいれば、参考にしてみていただきたい。
出典元:ミドル660人に聞く「地方で働くこと」意識調査 ―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―【エン・ジャパン】
※サムネイル画像(Image:tkyszk / Shutterstock.com)