スマホの通話料金を安くするには、ネットのデータ通信で音声通話できるIP電話を活用するのがおすすめ。すでにLINEなどの無料IP電話を利用している人も多いだろうが、有料の「050-IP電話」なら固定電話にも格安で通話できるので意外とお得なのだ。ここではIP電話のおすすめ有料サービスを紹介しよう。
有料の050-IP電話なら固定電話にもかけられる
(Image:Shutterstock.com)
現在、格安SIMでも半額でんわアプリを利用した「1回10分かけ放題」サービスが月額850円前後で利用できるようになったが、スマホでもっと安く電話をかけたいなら、IP電話を利用するのがおすすめ。
ひと口にIP電話といっても、LINEやFacebookのように無料で音声通話できるものもあるが、こちらは基本的に同じアプリをインストールしているスマホ同士でしか利用できず、固定電話などにはかけられない。また、050の電話番号も付与されないのだ。一方、有料の050-IP電話には050の電話番号が割り当てられ、同じアプリがないスマホや固定電話にも発信できるのが特徴。今回は、後者の有料IP電話サービス「050-IP電話」について解説していく。
楽天コミュニケーションズ「SMARTalk」
●楽天コミュニケーションズ「SMARTalk」 公式は→こちら
NTTコミュニケーションズ「050 plus」
(Image:ntt.com)
格安SIM「OCN モバイル ONE」を運営するNTTコミュニケーションズが提供する050-IP電話アプリ。月額基本料は300円(税別)。なお、「050 plusセット割」適用なら月額基本料が月150円(税別)割り引きになる
●NTTコミュニケーションズ「050 plus」 公式は→こちら
ケイ・オプティコム「Lala Call」
(Image:lalacall.jp)
格安SIM「mineo」でお馴染みのケイ・オプティコムが運営する050-IP電話。通常は月額基本料100円(税抜)だが、minoeやeo光利用者は無料通話100円分がもらえるのでお得
●ケイ・オプティコム「Lala Call」 公式は→こちら
SMARTalkなら月額基本料0円で使える
有料の「050-IP電話」はスマホにアプリを入れ、会員登録とクレカの登録すればすぐに利用できる。LINEなどの無料IP電話と異なり、050の電話番号が割り当てられるので、アプリのない携帯電話や固定電話などにも電話をかけられるのだ。通話料金はアプリごとで異なるが、半額電話の30秒で10円よりは安くなる。しかも、同じアプリ同士や家庭用050-IP電話の一部であれば無料通話もできるのだ。
まず、おすすめなのは月額基本料が0円の「SMARTalk」。まったく利用しなくても維持費がかからないのでお試し用には最適。携帯電話や固定電話への通話料は30秒で8円である。もし、「OCN モバイル ONE」のSIMを利用しているなら「050 plus」がおすすめ。月額基本料は150円(税別)かかるが、固定電話への通話料は3分で8.64円と激安なのだ。また、mineo利用者なら「Lala Call」の月額利用料が実質0円で利用できる。