2023卒が支持する「就職ブランド」ランキング、5位バンダイ、4位大和証券。3位日本生命、2位伊藤忠、1位は?

いま就職活動を控えて企業研究に熱意を注いでいる学生たちは、いったいどんな企業に「就職したい」と魅力を感じているのだろうか。今回は、「文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所」が11月6日に発表した、「2023年入社希望者 就職ブランドランキング調査(早期)」の結果から、学生に人気の企業トップ10を抜粋して紹介していく。

就職ブランドランキングトップ10を発表

就活開始当初は、「誰もが知っている企業に就職したい」と思うものだ

調査対象は、2023年の春に入社を希望する大学3年生と大学院1年生の総計8,572人。それではさっそくトップ10をご紹介していこう。

第10位は「Sky」。藤原竜也さんのCMでもお馴染みのIT企業であり、自社パッケージ商品の開発・販売、各種ソフトウェア設計・開発、システムインテグレーション事業などを手掛けている。第9位は「東京海上日動火災保険」。さまざまな種類の損害保険を取り扱う会社であり、前年の18位から大きく順位を上げた。第8位は「明治グループ」。食品メーカーの明治と製薬会社のMeiji Seika ファルマを傘下に持つ企業だ。11月9日には、2021年度第2四半期の医薬品セグメントの営業利益が、前年同期比70.6%増となったことを発表しており、注目度が高いことには誰もが納得できるだろう。

第7位は「損害保険ジャパン」。最近は若い世代に人気の若手俳優・神尾楓珠さんをCMに起用し、どんどん知名度を上げている印象だ。そして第6位は「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」。広告業界のなかでもクリーンな印象が強いのか、同じ大手広告代理店の44位・電通に大きな差をつけて上位にランクインした。

学生から見た企業のブランド力とは?

第5位は「バンダイ」。誰もが知るおもちゃメーカーであり、YouTubeの公式チャンネルは登録者数87.8万人(2021年11月10日現在)にものぼる。同じく玩具業界の任天堂は21位に留まった。

第4位は「大和証券グループ」。大手証券会社の大和証券を傘下に持つ金融持株会社だ。証券会社は激務で有名だが、大和証券はいち早く働き方改革に着手し、全員19時前退社を義務化したことで話題となった。ほかにもワークライフバランス向上に関するさまざまな取り組みを行っており、学生の間で“働きやすい証券会社”という認識が浸透している様子が伺える。

第3位は「日本生命保険」。損害保険ジャパンなどと同じ生命保険会社で、激務の印象が強い業界ではあるが、“やさしさ”や“思いやり”といった人間の温かみを前面に押し出しているCMが好印象を与えているのだろうか。
第2位は「伊藤忠商事」。前年調査で1位を獲得した伊藤忠商事は、言わずと知れた大手総合商社であり、合コンで「伊藤忠です」と自己紹介できればさぞ女子軍は盛り上がることだろう。

そして第1位は総合商社のリーディングカンパニー「三菱商事」。商社というだけでもカッコいい印象を与えるのに、その頂点に君臨しているのだから、学生が憧れるのは無理もない。前年は伊藤忠に負けて2位だったが、今年はしっかりとリベンジを果たすことに成功したようだ。

いかがだったろうか。上位にランクインした企業は、入社後もかなりバリバリやっていかないと置いて行かれてしまう企業が多い印象。学生が抱くブランドイメージが、入社後も変わらないことを願うばかりだ。

出典元:2023年入社希望者 就職ブランドランキング調査(早期)を発表【career partners

オトナライフ編集部
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