どうやら、最近世間ではラーメン二郎がブームになっているらしい。日清の「豚ラ王」しかり、その余波はインスタント麺業界まで押し寄せている。そんな中、コンビニに行くと明らかにラーメン二郎を意識したカップ麺がマルちゃん正麺から発売されていた。これは買うしかない!ということで、カップ麺の雄・マルちゃん正麺が送り出した二郎系の実力を明らかにしていく。
うまい、がラーメン二郎とは別物として考えるべし
黄色と黒のビジュアル。ラーメン二郎を意識していることは明らか。がっつり系、ニンニク風味、背脂、などの文字からもそれがうかがえる。
カロリーは1杯463kcal。意外と大人しめだ。本家ラーメン二郎の小豚が1杯約1,700kcalと言われているので、いかに本家がヤバいかわかる。
中身は、かやく2種類、粉末スープ、液体スープ、と色々ある。
それでは、かやくだけを入れてお湯を注ぎ5分待つとしよう。
液体スープをフタで温めることも忘れてはいけない。
5分経過し、液体・粉末のスープを投入。
おおっ、ニンニクの香りが辺り一帯に漂う。このときはコンビニのイートインコーナーで食べていたので、心の中で周りの人に謝罪。
まずはスープ。
脂多め醤油強めのスープに、ニンニクがガツンと効いており、うまい。筆者がかなり好きなやつだ。このまま放っておくとスープだけ完飲してしまうので麺に移ろう。
麺はマルちゃん正麺なのでクオリティが高い。もちもち感はカップ麺としてはかなり検討している。
あと、他の種類よりも太めにしているのかもしれないが、ここ最近はマルちゃん正麺を食べていないのでよくわからない。
気がつけば完食完飲。今日も元気にデブエット。
率直な感想としては、
「うまい。ただ、ラーメン二郎とは完全に別物」
である。スープもうまいし、麺もカップ麺としては及第点。さすがマルちゃん正麺!といったところだ。
ただ、本家二郎の豚の分厚さ、暴力的な野菜の盛り、これでもかと盛られたニンニク、そしてワシワシの極太麺と比べてしまうと、どうしても物足りない。これならチルド麺のラーメン二郎系を食べた方が、本家好きの人は満足度が高いと思う。
止まらないラーメン二郎ブーム。一体どこまでいくのか?
最近は大手企業もこぞってラーメン二郎を商品に取り入れようとしている。一体このブームはいつまで続くのだろうか?地元にも、というか早く全国47都道府県に直系店を展開してほしい。ラーメン二郎好きとしては、そう切に願うのであった。