スマートフォンの様々な格安プランが打ち出されている昨今、毎月のスマホ利用料の平均額はいかほどなのか。情報メディア・さぶろぐが、ahamoへの乗り換えに興味をもつ10歳以上のスマホ利用者に「スマホ代金の平均月額利用料」について調査した結果、1位は「3,000円未満」とのことだった。だが、僅差の2位は「6,000~8,000円未満」との結果。世間のスマホ利用状況はどのような感じなのか。
スマホ月額利用料のボリュームゾーンは「3,000円未満!」
2021年3月より大手キャリアでお得な料金プランが発表されたことを皮切りに、格安SIMからもより安いプランが追従してくるなど、スマホの料金はどんどん下がってきている。そんな中、実際の利用料で一番支払い額として多かったのは「3,000円未満」だった。
利用者の声として多いのが、「普段は高いと感じないが、動画配信でたくさんのギガ数を使用した時は高いと感じる」、「無料アプリを使えない相手との通話だと、追加料金となりびっくりするほどの追加料で高く感じる」、「基本的にライン電話を使用しているが、電話料金を別途支払わなければならなくなった時に損したように感じる」との意見。
プラン内で収まらずに追加で支払うことになった場合に高く感じたり、損した気分になるとの声があがった。
2番目に支払われている価格帯は「6,000~8,000円未満」と、1位の「3,000円未満」の約2倍の金額であり、利用者の数を比較すると僅差で、二極化しているようにもみえる。利用者の声は「外出先で動画や音楽を見たり聞いたりする機会が増えて、使用料が上乗せになって請求されているので高い」、「通話も通信もダラダラ使っているわけではないが…」と、Wi-Fiが使えない環境下での動画等の視聴で金額がかさむケースや、いつの間にか使用してしまっているといったケースが見受けられる。スマホの使用は毎日のことなので特に意識せずに使用して、請求金額を見て自分の使用状況を知るといった人が多いのかもしれない。
その他多く寄せられた声としては、端末代を月々支払っているため、使用料と合わせると割高に感じるとの意見だ。「月額使用料が高いことは把握しているが、プラン変更や乗り換えを検討する時間がない」や「基本的にWi-Fiを使用しているので、もっと安い通信プランがあればいい」、「サイトやアプリの閲覧が主な使用方法で、PCも持っているので便利さやエンタメ目的でもつにしては固定費が高く感じる」というものもあった。
以前と比べて全体的に安くなった感のあるスマホの使用料だが、総じて高く感じている人が多く、料金プランに満足しているという声はなかった。そんな中でも2社と同時契約をしているという強者もおり、それぞれのプランの良いとこ取りでうまく利用料を抑える手は使えるかもしれない。
出典元:【調査レポート】スマホ代金の平均月額利用料は?1位は「3,000円未満」!【さぶろぐ】
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)