中古スマホランキング、上位をiPhoneシリーズが占めるもAndroidの2機種がTOP10入り【22年4月】

近年、スマートフォンメーカー各社がスマホの大画面化・高性能化を図っており、1台10万円を超える機種も珍しくなくなってきた。そしてその一方で、「そこまでのスペックは求めていないから」と、型落ちのスマホ機種のニーズも高まっており、中古スマホ市場が非常に活性化している。

今回は最新の中古スマホ人気ランキングを基にお伝えしていきたい。

2022年4月中古スマホ販売数ランキングが発表される

Touch ID搭載の機種は相変わらずの人気ぶりだ(​株式会社Belong「にこスマ」調べ)

ランキング第3位となったのは「iPhone SE(第2世代)(64GB)」だ。前月の4位からワンランクアップしてトップ3に食い込んだ。これは3月に「iPhone SE(第3世代)」が発売されたことも影響していると言えそうだ。

そして2位には前月と同じく「iPhone 7(32GB)」。2016年の発売ながら、いまだ根強い支持を誇っている。そして1位も前月同様に「iPhone 8(64GB)」が入り、不動の2トップの人気ぶりを示す結果となった。

また、4位以降も4位「iPhone 8(265GB)」、5位「iPhone 6s(32GB)」、6位「iPhone SE(第1世代)(32GB)」と、上位6位まではすべて指紋認証「Touch ID」搭載モデルのiPhoneが独占。同機能の人気も相変わらずであることをあらためて示した。

また、Androidスマホはというと、7位に「Xperia XZ2 Compact(64GB)」、10位に初のトップ10入りを果たした「Galaxy S10(128GB)」がランクインしている。2機種とも高機能の割に安価で、1~2万円台で入手できることも善戦の理由の一つに挙げられるだろう。

(Image:Jack Skeens / Shutterstock.com)

1~2万円台で入手できるAndroidが中古スマホ市場で伸びを見せている

中古スマホの魅力で真っ先に挙げられるのは、やはり「価格の安さ」だ。高機能化で新品のスマホが高額化する中「少し入手を待ったおかげで、この機種をこの価格で手に入れられるなんて」というコストパフォーマンスと感動とのせめぎあいがあるからこそ、このようなランキングが常に注目を集めるとも考えられる。

実際、今回のランキングを価格面から見てみると、平均販売単価が3万円を超えていたのは3位の「iPhone SE(第2世代)(64GB)」1機種だけである。残り9機種はすべて1~2万円台で入手でき、新品発売時の価格と比較してかなり割安に入手できる中古スマホの需要が伸びていることが伝わってくる。

ネット上からも「iPhone SE(第2世代)やっと射程圏内に」「第3世代出てからまだ2か月だからもう少し待ちかな」「もう一声…」などのコメントが見受けられ、こうしたランキングの結果を参考に、希望の機種の入手を待ち望んでいる声が多数聞こえてきた。

その他「中古スマホは好きな時に機種変できるからうれしい」など、端末の契約期間の縛りがないことを喜ぶ声も見受けられる。

近年の中古スマートフォンの品質が加速度的に向上していくなど、リユースの活発化はありがたいことだ。こうした需要と供給の値動きにもアンテナを貼りつつ、伸びを見せているAndroidスマホの勢いにも注目していきたい。

出典元:にこスマは→こちら

※サムネイル画像(Image:Jack Skeens / Shutterstock.com)

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