最近、円安の影響でiPhoneの価格が最大4万円も値上がりしたという。そこで、にわかに注目されているのが、中古のiPhoneである。しかし、中古にはいろいろな状態の製品が含まれており、Appleがしっかり修理しているなら問題ないが、町の修理屋さんが格安パーツでいい加減な修理をしていることも……。そんなとき、iPhoneの修理歴を調べるには、いったいどうすればいいのだろうか?
人気の中古iPhone、でも修理歴はどうやって調べる!?
長引く円安の影響で急に値上がりしたiPhone。そこで今、人気を集めているのが中古のiPhoneだ。
最近は中古スマホ販売店もかなり増えてきたし、格安SIMでも中古のiPhoneを格安で購入できることがある。このような状況から、今や「iPhoneは中古で十分!」と考える人も少なくないだろう。
だが、中古のiPhoneで気を付けたいのが“修理歴”だ。中古のiPhoneでも、Appleが純正パーツでしっかり修理したものなら安心だが、もしかすると町の修理屋さんが格安パーツでいい加減な修理をしたのかもしれない……。
そこで今回は、iPhoneの修理歴を簡単に調べる方法を紹介したいと思う。これで安心して中古のiPhoneを購入できる?
iOSの設定からiPhoneの修理歴は簡単に確認できる!
あまり知られていないが、実はiPhoneの修理歴は設定から簡単に調べることができる。
iOS 15.2以降なら「設定」→「一般」→「情報」を開くと、iPhoneの部品と修理の履歴を確認することができるようになっているのだ。
iPhone XR、XS、XS Max以降(iPhone SE 第2世代も含む)では、バッテリーの交換履歴があるかどうかどうかも確認できるほか、iPhone 11では、バッテリーに加えてディスプレイの交換履歴なども調べられる。
さらに、iPhone 12やiPhone 13では、カメラの交換履歴などもチェック可能となっているそうだ。
ちなみに、筆者が2年前に購入したiPhone XはApple整備済(リファービッシュ)製品」だったが、とくに修理歴は表示されなかった。詳しくはこちらの記事で解説している。
■iPhoneの修理歴を確認する手順
●Apple「iPhone の部品と修理の履歴」→こちら
まとめ
いかがだろうか? 中古のiPhoneを購入するときは、とりあえず「設定」から“修理歴”を確認してみよう。もし、iPhone の部品が交換されている場合や、部品が正常に機能していない場合に限り修理歴が表示されるようになっている。
もちろん修理歴があっても、Appleにおいて純正部品でしっかり整備されたものなら、逆に安心して購入できるだろう。もし、「不明な部品」と表示された場合は何かしら不具合が発生する場合も考えられるので要注意。
ただし、iOS 15.2 より前のバージョンでは、交換された部品が「不明な部品」かどうかしか表示されない。また、部品が複数回修理されている場合、直近の修理の情報だけが表示されることは覚えておこう。