賑わう中古スマホ市場だが、実際「売ったことがある」わずか1割【買取比較ちゃんねる】

高価だが消耗品であるため、いつかは手放して買い替えなければいけないスマートフォン。中古市場もそれなりに賑わっているが、実際に持っているスマホを売ったことのある人はごくわずかである可能性が、株式会社ブロックと株式会社浜屋が共同運営する「買取比較ちゃんねる」の調査で明らかになった。

スマホ選びは「スペック重視」「価格重視」の二極化

スマホ選びは「スペック重視」「価格重視」の二極化(Image:mokjc / Shutterstock.com)

最低限の機能があれば生活に困ることはないが、性能のいいスマホが魅力的なのもわかる

10代以上の男女1,200人を対象にした「スマートフォンに関する意識調査」では、使っているスマホの機種名、使う理由、買い替え後の扱いなどについて回答が得られた。

まず「使っているスマートフォンの機種名を教えてください」という項目をまとめると、50.9%が「iPhone」、43.3%が「Android」を使用しているということがわかった。Androidスマホの場合、機種名となるとさらに細分化されそうだが、OSの割合としては両者に大きな差はつかない結果となった。

使っているスマホの機種は?

iPhoneユーザーは50.9%、Androidユーザーと僅差だ(「買取比較ちゃんねる」調べ)

「なぜそのスマートフォンを使っているのですか?」という項目でトップになったのは、35.3%で「性能」だった。そして、2番手についているのが19.8%で「値段」だ。

なぜそのスマホを使っていますか?

価格より性能を重視しているひとが多い(「買取比較ちゃんねる」調べ)

ひとくちにスマホと言っても、廉価なものからハイエンドモデルまでピンキリである。スマホを選ぶ基準として、性能のよさを取るケースと価格に重きを置くケースの主に二極化している現状が見て取れた。

スマホの中古市場、売り手はそれほど多くない?

一方で、にわかに活気づいていたという印象もあるスマホの中古市場だが、実際に売ったという経験のある人は、それほどいないことも判明した。「スマートフォンを売ったことがありますか?」という質問に、「ある」と回答した人は13.8%とわずか1割強である。

スマホを売ったことありますか?

スマホを売ったことが「ある」と回答したのは、調査対象1,200人のうちわずか13.8%。多くの人が売ることに不安があるようだ(「買取比較ちゃんねる」調べ)

続く「スマートフォンの処分をどのように行っていますか?」という質問を見てみると、圧倒的多数となるのが67.2%の「処分せず取っておく」という人たちだ。

スマホの処分はどのようにしてますか?

処分せずにとっておく67.2%も!多くの人が家に使っていないスマホを眠らせているらしい(「買取比較ちゃんねる」調べ)

スマホは個人情報やデータの宝庫であるためか、手放す気持ちになれず、そのまま手元に置いておきたいという心理が働くのかもしれない。また買い取ってもらう際には、データの初期化などを行う必要があるが、個人情報を完全に削除できたという確信が持てないユーザーは不安もあるのだろう。

「売れば新しいスマホを購入する足しになる」と頭では思いながらも、なんとなく歴代のスマホが意味なく家で眠っている……と微妙な気持ちになっている人は安心してほしい。アンケートから明らかになったのは、同じ状況にある人は大勢いる、ということである。

もちろん、しっかりした店で買い取りしてもらえば、使わなくなったスマホを売ることに問題はない。しかし、そうは言っても思いとどまる人が大多数であるという結果となった。

出典元:買取比較ちゃんねるは→こちら

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

賑わう中古スマホ市場だが、実際「売ったことがある」わずか1割【買取比較ちゃんねる】のページです。オトナライフは、【iPhone&AndroidスマホAndroidiPhone中古スマホ中古iPhone】の最新ニュースをいち早くお届けします。