ついに発表されたiPhoneの新機種「iPhone 14」。筐体の大きな変化としては、「mini」シリーズが廃止となって、常のiPhone 14より大きな「iPhone 14 Plus」が登場したことや、「Pro」シリーズでは画面上部のノッチが廃止となり横長のパンチホール化したことだろう。
そして“すごくなった”のは筐体だけでなくお値段もだ…。今回は、そのようなiPhone 14の価格や、検討すべき他機種についてお伝えしていきたい。
待ちに待ったiPhone 14発表も「“高杉晋作(高すぎ新作)”…」の声が続出
9月8日に発表されたiPhone 14シリーズは、9日21時から予約注文が解禁となり、iPhone 14・「iPhone 14 Pro」・「iPhone 14 Pro Max」は16日に、iPhone 14 Plusは10月7日に発売となる。
iPhoneファンであれば、予約解禁とともに即座に確保して、発売日当日にゲットしたいと思うのもわからなくはない。しかし、そこでネックとなってくるのが、年々高騰している価格だ。
一番手頃な価格のiPhone 14(128GB)であっても119,800円(税込、以下同)と、10万円をゆうに超えてくる。上位機種のiPhone 14 Proは128GBで149,800円、最も高価なiPhone 14 Pro Max(1TB)になると239,800円にもなる。現在の新卒初任給は平均23.6万円(2022年4月発表、Job総研調べ)だが、額面の給与よりも高いiPhoneとなってしまった。ここまで来ると、購入するのは、とても熱心なiPhoneファンばかりで、ライトなファンはなかなか手を出しづらいのではないだろうか。
ネット上からも「iPhone高杉晋作やろ」「お高いね…まだ8で戦えますか…」「機能が増え価格が上がって…買えない」といったユーザーの声がみられた。“高すぎ(高杉)”る価格がネックとなって“新作(晋作)”への機種変を断念するユーザーも一定数いそうだ。
7月にも各種iPhoneが、一斉に値上げされ大きな話題となったことは記憶に新しい。しかし、それでも「iPhone 13(128GB)」は117,800円だったので、今回のiPhone 14(128GB)の119,800円より若干安い。「高い」と思っていたものの、さらに上を行っているiPhone 14はやはり高価なのだ。その分スペックもアップしてはいるのだが…。
ここまでの情報で「数年ぶりに機種変を考えていたけれど、新型iPhoneの価格に面食らってしまった」という人にはもうひとつの選択肢を検討いただきたい。実は、iPhone 14の発表と同時に、過去機種が若干値下げされているのだ。
2021年に発売された前述のiPhone 13(128GB)は、117,800円から107,800円に1万円値下げされ、さらに前の2020年発売の「iPhone 12(64GB)」であれば102,800円から92,800円と、こちらも1万円安くなっている。新作iPhoneの発表直後は、話題の新作だけでなく型落ち機種も狙い目のタイミングと言えるだろう。
型落ちと聞くと「古くてスペックも低いから、使いづらいのではないか」と懸念してしまう人もいるかもしれない。だが、むしろ近年のスマートフォンの進化が急速に進んだことで、ユーザーの用途によってはオーバースペックになっている側面もあり、数年前の機種でも十分実用に耐えるレベルだ。最近、中古スマホの市場が盛り上がっているのも、そうした背景があるからこそだろう。
久々の機種変を検討している人は、新作のiPhone 14シリーズだけでなく、手頃な価格になった型落ちシリーズも比較してみるといいかもしれない。
引用元:【Apple】
引用元:iPhone 高杉晋作【Twitter】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)