iPhoneとAndroidどっちが好き? 年代が上がるほど「Androidが好き」が増加【LINEリサーチ調べ】

現在、日本でも世界でもスマートフォン業界はiOS搭載のiPhoneとAndroid OS搭載のAndroidスマホの2大勢力がシェアの大半を占めている。世界的な割合としてはAndroidスマホが7割強、iPhoneが3割弱(Statcounterによる2022年8月データ)と圧倒的にAndroidスマホ優勢なのだが、日本国内では以前から「iPhoneのほうが人気」と言われているがはたして…。

今回は、iPhoneとAndroidスマホの人気調査についてお伝えしていきたい。

iPhoneとAndroidスマホ、好きなのはどっち?

iPhone人気は揺るがない(LINE株式会社「LINEリサーチ」調べ)

「いま自分が使っているスマホとは関係なく、iPhoneとAndroidのどちらが好きか」という質問では、回答者全体で「iPhoneが好き」(48%)「どちらかといえばiPhoneが好き」(13%)の回答が6割を超えた。また「Androidが好き」(21%)「どちらかといえばAndroidが好き」(17%)と、Androidスマホ派は4割に満たず。やはり日本はiPhoneファンが多数派であることが改めて明らかとなった。

年代別で見てみると、若年層ほどiPhoneの支持が高いことがわかる。「10代」ではiPhone派が8割に届かんばかりの勢いだ。一方で、20代、30代を境に年代が上がるほど「どちらかといえばAndroidが好き」「Androidが好き」の割合が高くなっており、40代以降は40%以上に。

また、Androidスマホ派では「好き」と「どちらかといえば好き」が半々だが、iPhone派は「好き」が圧倒している点も印象的だ。もしかすると、iPhone派は「iPhoneがいい」と指名買いしているのに対して、Androidスマホ派は「手ごろな価格だからとりあえずAndroidスマホを使っている」という層も多いのかもしれない。これもiPhoneというブランドの人気が確立していることの証と言えそうだ。

30代以上は1~5位までの順位が同一だった(LINE株式会社「LINEリサーチ」調べ)

また、同調査では「今後よくなってほしいスマホの機能や特徴」についても聞いている。回答者全体で1位となったのは「本体価格が手ごろになる」で67.9%が回答した。また、2位「電池が長持ちするようになる」も67.1%と非常に僅差の結果に。3位「衝撃に強くなる」が49.3%に留まっているため、手ごろな価格とバッテリーの持続時間がユーザーの要望2トップであることがわかった。

年代別の結果でも、全年代で「本体価格が手ごろになる」「電池が長持ちするようになる」が上位2つを占めた。しかし10・20代では「電池が長持ちするようになる」が1位なのに対し、30・40・50・60代は「本体価格が手ごろになる」を1位に挙げている。若年層ほどスマホを使いこなしているためにバッテリーの消耗が激しく、価格よりもバッテリーを心配するユーザーが多いのかもしれない。

9月16日には新型iPhoneが発売され、各地のApple Storeの前には開店を待つファンの行列ができたという話も寄せられている。これでまたiPhoneの人気がアップすることになるだろうか。今後の人気の推移も見守っていきたい。

出典元:iPhoneが好きな人が6割超。スマホに期待すること「手ごろな本体価格」や「電池の持ち」【LINEリサーチ

※サムネイル画像(Image:Jack Skeens / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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