iOSのアップデート後にバグはつきものだが、今回のiOS 16へのアップデートには恐ろしいバグの報告が上がっている。なんと、バッテリーの駆動時間が著しく短縮されたという人がいるのだ。そのバグだけは勘弁してください!とAppleにお願いに上がりたいほどである。Appleは9月22日にiOS 16.0.2リリースをしたが、バッテリーのバグは修正は入っていないようだ。
今回のバグはバッテリー!?
iOS 16にアップデート後、バッテリー駆動時間の短縮が起きたとの報告が相次いでいる。もちろんアップデートしたら皆に起こるというわけではない。中には、iOS 16にアップデートしてからむしろバッテリー駆動時間が長くなったという声もあり、一概にどうとは言えないところではある。だが、複数の報告が上がっていることを考えると、やはり原因はiOS 16へのアップデートによるものである可能性が高いだろう。それに、多くの人が窮状を訴えているということは、「ん?ちょっといつもより減りが速いな」というレベルでもないはずだ。由々しき事態である。
iOS 16へのアップデートによる弊害と思われるものの一つとして、他に「Spotlight検索が遅くなった」というものもある。Spotlight検索が遅くなる分には、個人的にはまだ我慢ができる。ただし、バッテリー駆動時間の短縮は一大事だ……。
バッテリーの大切さが身に染みる
コンビニ店舗には少額でレンタル可能なモバイルバッテリーがずらりと並ぶ今日この頃。例に漏れず筆者も、何度もお世話になったことがある。スマートフォンのバッテリーは、現代人にとって命綱だ。スマホ一つで何とでもなる世の中になってしまったからこそ、電車の時刻や乗換検索も、道案内も、キャッシュレス決済も、スマホの充電が切れては話にならない。見知らぬ土地にいる時などはまさに顕著だろう。
iOSのアップデートにより、充電の消耗が激しくなる可能性があるなどということは、それだけでアップデートを拒む理由になり得る。機種変更の基準として、「バッテリーの故障(充電の減りが著しく速い)」という点を重視する人も少なくはない。グッドセンス合同会社が運営するiPhone・スマホ・キャリア情報メディア「iggy.tokyo」の調査でも、iPhone 14に期待したいポイントで、カメラの性能、デザインの刷新の次に、バッテリー性能の向上を期待した人が多かったようだ。それほどに我々は、スマホの充電残量を気にして生きているのだ…。
ちなみに筆者は最近新機種に変えたのだが、先日までお世話になっていたiPhoneの充電の減りはかなり速かった。恐ろしいほどに速かった。お腹が空いている時の目の前のラーメンの減りくらい速かった。そこにきて新しいiPhone機器の充電の減らなさったらすごい。恐ろしく速い充電の減りを体感していただけに、保ちの良さにびっくりせざるを得なかった。120本入の綿棒くらい減らない。なぜ綿棒はあんなにも減らないのか…。筆者の家の綿棒の話はさておき、筆者のニューiPhoneは未だiOS 15.7。せっかく手に入れた潤沢な充電残量を手放すのは惜しいので、iOS 16へのアップデートはしばし考えさせていただこう…。
参照元:【Ibai Larrinaga(@ibaibizkaia)さん】
参照元:【E.(@eziinneee)さん】
※サムネイル画像(Image:sdx15 / Shutterstock.com)