2024年にも発売されるのでは…と噂されている「iPhone SE(第4世代)」。「iPhone XR」のリモデルと言われており、そうなると生体認証はFace IDになるのだが、専門家の間ではiPhone SE(第4世代)にはTouch IDが採用されるとの見方が出ているのだ。これが本当なら、iPhone SEは第1世代から第4世代まですべてTouch IDで統一されることになり、Touch IDを選びたければ「iPhone SE」という公式が確立されることになりそうだ。
iPhone SE(第4世代)は「Touch ID」内蔵サイドボタンになるとの予想!
9月に発売された「iPhone 14」シリーズ。10月7日に発売された「iPhone 14 Pro Max」にしても、生体認証はFace IDが採用されている。「iPhone 12」シリーズ、「iPhone 13」シリーズからiPhone 14シリーズにいたるまで、Face IDが主流になってきている昨今、2023年にも発売されるとの噂が聞こえるiPhone SE(第4世代)の生体認証はTouch IDだとする情報がある。
リーカーの搞机阿森氏がWeiboで、“iPhone SE(第4世代)はTouch ID内蔵サイドボタンになる”と予想している。また、ノッチを備えた液晶ディスプレイがそのまま搭載されるとも予想しており、そうなるとノッチにはフロントカメラのみ搭載されることになりそうだ。
Touch IDと Face ID、今後はそれぞれの性格を生かして共生していくのか
2013年9月発売の「iPhone 5s」で初搭載されたTouch ID。パスコードを打ち込むのではなく、指紋でロック解除ができるのは近未来的な感じがしたものだった。パスコードを打ち込むのは、片方の手がふさがっている時や不安定な状態ではやりにくいが、1本の指を添えるだけでいいTouch IDは非常に便利に感じた。
「iPhone 8」までPCを含めたアップル製端末での導入が進んだTouch IDだが、2017年11月に発売された「iPhone X」以降はiPhoneシリーズでホームボタンが廃止となり、認証機能はFace IDにとってかわられていく。現状では、Touch IDを使いたいのであれば、iPhone SEシリーズか中古でiPhone 5シリーズから8シリーズを選択するしかないのだ。
iPhoneシリーズでTouch IDが採用されなくなった理由のひとつが、セキュリティ問題だ。指紋認証は顔認証よりも偽造が容易であったり、眠っている人の指を借りれば簡単にロック解除できてしまうなど、デバイス全体のセキュリティ精度の低下が懸念されているようだ。
また、製造時のパーツ数や工程の問題もある。Touch IDは独立したパーツで、これを組み込む手間やスペースに関する事情もあるようだ。
最新のFace IDがマスク姿も認証するようになったとはいえ、顔先にかざすより、指先でロック解除したいという根強い声を受けて、Touch IDは「iPhone SEシリーズ」で採用されることになっていくのかもしれない。
引用元:【NotebookCheck】
引用元:【搞机阿森】
参照元:【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)
(※2022/10/12 記事の一部を訂正いたしました)