アップルの未発表製品について多くの予測が飛び交う中、その的中率の高さで多くのフォロワー数を誇るアナリストのツイートが話題を呼んでいる。10月28日、ミンチー・クオ氏は「iPhone 15 Pro/Pro Max(仮)」から物理ボタンがなくなるとの予測を発表。今回は2023年秋に発売予定のiPhone 15(仮)シリーズの物理ボタンについてお伝えしていきたい。
「iPhone 15 Pro/Pro Max」から物理ボタンがなくなる!?
アップルの新製品情報に精通するミンチー・クオ氏は10月28日、自身のTwitter @mingchikuo)でiPhone15から物理ボタンがなくなる、と予測し話題を呼んでいる。9万2,000人のフォロワーを抱えるソーシャルメディアインフルエンサーとしても知られる同氏のTwitterによると、2023年発表予定のiPhone 15 Pro/Pro Maxモデルからは音量ボタンと電池ボタンがなくなり、加圧式のソリッドステートに変更されるとの予測だ。
(1/6)
My latest survey indicates that the volume button and power button of two high-end iPhone 15/2H23 new iPhone models may adopt a solid-state button design (similar to the home button design of iPhone 7/8/SE2 & 3) to replace the physical/mechanical button design.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) October 28, 2022
同氏によると、ハイエンドモデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxモデルでは、従来の物理的に押し込む機械式ボタンに代わり、「iPhone 7/8/SE(第2世代)・(第3世代)」のホームボタンと同じソリッドステート式に変わると述べている。
感圧式ボタン採用は「iPhoneのポートレス化」の第一歩か
ミンチー・クオ氏が従来の機械式ボタンからの変更を予測した、感圧式のソリッドステートとはどのようなものだろうか。同氏の6度にわたるツイートによると、ソリッドステートボタンは「触覚フィードバック」によって擬似的に押し下げ感覚を演出する機能だという。次世代iPhoneでは内部の左右に「タプティックエンジン」を追加搭載し、あたかも物理ボタンを押しているかのような感触を与えるという。この変更により各iPhoneに搭載されるタプティックエンジンの数は現在の1つから3つに増えるとみられている。
アップルは、ゆくゆくは「iPhoneのポートレス化」、すなわち充電ポートをなくす方向に動くと見られている。物理ボタンの感圧式への変更は、ポートレス化の方向とも合致する。「iPhone 14」の発売からまだ2ヶ月足らずのうちに、もうiPhone 15(仮)シリーズの予想が注目を集めるとは、アップルへの期待度の高さが伝わってくる。有力視されているUSB-C採用も含めて、 iPhone 15(仮)シリーズに搭載の新機能に要注目だ。
引用元:【TheVerge】
引用元:【MacRumors】
※サムネイル画像(Image:ms_pics_and_more / Shutterstock.com)