不定期でお伝えしている各社の中古スマートフォン販売・買取の月間ランキングだが、今回は中古スマホ販売の「にこスマ」の2022年10月の機種別販売数・買取数ランキングをご紹介していく。どうやら今回のランキングでは、価格の安さを重視する傾向がより顕著に表れているようだ。そのような中でも好調な順位の機種には、やはり特徴があるような気がしているが…? 続きは以下の記事本文にて、ご確認いただこう。
中古スマホ販売数ランキング、1位は「iPhone 8(64GB)」!
まずは、中古スマホ「販売数」ランキングから。堂々1位は「iPhone 8(64GB)」、続く2位は「iPhone SE(第2世代)(64GB)」という結果に。なんと、このワンツートップは前月から引き続き変わっていない。
続く3位の「iPhone SE(第3世代)」は、前月順位4位から1ランクアップ。64GBのホームボタン勢が強い印象だ。4位以降のランキングを見ても、5位「iPhone 7(32GB)」、7位「iPhone 6s(64GB)」、8位「iPhone 6s(32GB)」、9位「iPhone SE(第3世代)(128GB)」と、10位中7つがホームボタン搭載機種。
中でも、iPhone 6sは大躍進と言えるだろう。iPhone 6s(64GB)は、前月57位から7位までアップしている。
にこスマの担当者によると、トップ3の他に販売数ランキングで10月に取引数が上昇し、人気だった機種は、価格が下落したiPhone 11(4位・10位)や、1万円ほどで購入可能なiPhone 6s(7位・8位)であったという。こうした結果からは、価格の安さを重視する傾向が出ていると言えそうだ。
中古スマホ買取数ランキングの1位もあの機種…?
次は、中古スマホ「買取数」ランキングを見ていくとしよう。1位は「iPhone 8(64GB)」。iPhone 8(64GB)は、販売数・買取数ともに1位とは驚きである。そして、2位に「iPhone 7(32GB)」、3位に「iPhone 7(128GB)」と続く。iPhone 8は256GBのものが9位にもランクインしており、iPhone 7・8など発売から5年以上経っている機種が上位にきている。
また、販売数ランキングではランクインすることのなかったAndroidスマホが、4位「Xiaomi Redmi Note 9S(64GB)」と5位「OPPO Reno3 A(128GB)」、7位「Rakuten Mini(32GB)」、10位「AQUOS sense2(32GB)」に並んでいる。発売から2、3年以内のミドルレンジ機種が多く見られ、Androidスマホユーザーは、比較的安価なミドルレンジ機種を早いサイクルで買い替える傾向があるようだった。
出典元:【2022年10月】中古スマホ販売数・買取数ランキング【にこスマ】
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