動画視聴や音楽ストリーミング、マップのナビゲート、アプリのダウンロード……。スマートフォンは日常のありとあらゆるシーンで使うからこそ、データ量も侮れず、頭を悩ませてしまう。そのようにお得に、スマホライフを満喫したいユーザーに注目を集めるのが「プリペイドSIMカード」で、さらに魅力的なサービスが展開されることがわかった。
IIJmio「デジタルギフトカード」でSIM関連サービスが購入可能に
個人向けモバイルデータ通信サービス「IIJmioサプライサービス」を提供するインターネットイニシアティブは、IIJmioのSIMラインアップ6点を自由に選択し登録できるパッケージ「IIJmioえらべるSIMカード」と、上記SIMに高速通信用のデータ量をリチャージできるカード「IIJmioクーポンカード(1GB、2GB、3GB、5GB)」を、コンビニエンスストア大手・ローソンの「デジタルギフトカード」で販売を開始した。
同社の代表サービスであるIIJmioのSIMラインアップは、音声機能付きeSIM、音声機能付きSIMカード、SMS機能付きSIMカード、データ通信専用eSIM、データ通信専用SIMカード、データ通信専用プリペイドSIMの6点。電話やSMS、データ通信など一部機能に特化しているため、ユーザーは自身の利用状況にあわせて選択ができる。
SIM使用にともない高速通信用のデータ量が不足した際には、「IIJmioクーポンカード」でリチャージできる。データ量のラインナップも細かく用意されているので、無駄なく補填できるのはうれしいポイントだ。夜間に「データ量が足りなくなった!」となっても、全国のコンビニエンスストアで取り扱われていたのでユーザーは安心だったが、そこに今、ローソンが「デジタルギフトカード」で販売するようになり、ユーザーはさらに手軽、かつ自由度高くSIMを利用できるようになったといえる。
プレゼントにもトライアルにもオススメ! SIMの敷居を下げるサービスになるか?
ローソンの「デジタルギフトカード」は、HuluチケットやGoogle Playなどのサービスコンテンツも対象ラインナップで、同コンテンツのユーザーにとっては利便性のあるものだ。対人コミュニケーションが生じるのはレジでの支払い時のみ。わずらわしい手続きがない点は、IIJmioのSIMサービス普及を後押しするだろう。
IIJmioが全国展開するローソンで取り扱われるメリットは大きい。SIMの自由度と利便性を背景に、都市部のみならず地方部にプライベートSIMカードの裾野は広がっていくのか。動向に注目していきたい。
※サムネイル画像は(Image:「IIJmio」公式サイトより引用)